簡単【ラベンダービネガー】の作り方 お掃除・虫よけに ラベンダーの活用方法
ここでは抗菌・消臭作用が期待できるラベンダーと、雑菌の繁殖を抑えてくれる酢を使った
お掃除用の「ラベンダービネガー」をご紹介しています。
目次
ラベンダービネガーとは?
「ラベンダービネガー」とは、殺菌消毒効果があるラベンダーを、雑菌の繁殖を抑える効果がある酢(ビネガー)に漬けこんで作った、お掃除グッズです。
これがあれば薬局などで売っている、市販のお掃除スプレーを買う必要がありません。
家じゅうのお掃除に使うことが出来る万能アイテムで、ダイニングテーブルを拭いたり、キッチンのシンク、オーブンレンジ、ガスレンジ、お風呂、トイレなど、いたる所に使うことができます。
ゴキブリなどの害虫を寄せ付けない、虫よけにもなります。ゴミ箱や網戸など虫が気になるところにスプレーしてみてはいかがでしょう?
「ラベンダービネガー」の成分はラベンダーと酢と水のみです。
小さなお子様がいるご家庭や、化学物質を必要以上に使いたくないご家庭でも安心して使用することができます。
なぜラベンダーをお掃除に?
ラベンダーには強い殺菌作用や抗菌作用があるため、お部屋の掃除に最適なハーブです。
また、防虫効果もあるため、現代でも市販の防虫剤なでにも利用されています。
小さなお子様がいたり、なるべく自然なもので殺菌消毒をしたい方にとってもピッタリのハーブです。
学名 | Lavandula |
科名属名 | シソ科 / ラベンダー属 |
花言葉 | 「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」 |
開花期 | 4月~7月(四季咲き性の系統もある) |
草丈 | 20~130cm |
ラベンダーの効果一覧
リラックス効果 | ラベンダーの香りは中枢神経に作用しセロトニンの分泌を促し、私たちの心を穏やかにしてくれます。不安や緊張、イライラ等を和らげる為、緊張から来る頭痛や高血圧等、また不眠にも効果があります。 |
炎症を抑える | 冷却効果により、怪我の手当てや身体の内部の様々な炎症を抑えるのに効果的です。 |
鎮痛・鎮静効果 | ラベンダーには鎮痛作用があります。そのため腹痛や胃痛、生理痛等の緩和に期待できます。 また、鎮静作用により筋肉の緊張を取る効果があり、運動後のこわばった関節・筋肉の痛みを鎮めてくれます。 |
肌トラブルの予防と緩和 | 肌の細胞の再生を促す効果と皮脂バランスを整える効果により、肌を美しく保つ効果が期待できます。 消炎・鎮静作用もあるため、日焼け後のお肌のケアにも有効です。 |
殺菌・抗菌効果 | ラベンダーには強い殺菌作用と抗菌効果があります。古来から傷口の洗浄や消毒にも使われて来ました。 |
免疫力アップ | 自律神経のバランスを整える効果があるため免疫力を高める働きがあります。風邪や花粉症など、呼吸器系の病気を予防してくれます。 |
防虫効果 | 中世ローマでは部屋に吊るして防虫に使っていました。現代でも防虫剤などに利用されています。タンスなどにサシェを作って入れておくのも良いと思います。 |
髪・頭皮の悩みに | シャンプーやコンディショナーにごく少量ラベンダーの精油を混ぜて使うと、頭皮の炎症やかゆみ、べた付きなどを効果的に防いでくれます。 |
リンク
なぜ酢(ビネガー)をお掃除に?
お酢は「酢酸」と呼ばれる酸性の性質をもつ物質を含んでいます。これがツーンとした臭いの元です。
この酢酸は雑菌がふえるのを抑えるはたらきがあるので、雑菌が原因のドロドロした汚れに効果を発揮します。また、アルカリ性の性質をもつ水垢などの汚れを中和して落ちやすくしてくれます。
そのため、お掃除にもぴったりなアイテムなのです。
ラベンダービネガーの作り方
材料
ラベンダー(ドライハーブでも可) | 適量 |
酢(どんな酢でも可) | 適量 |
作り方
① 清潔な保存容器にラベンダーを入れ、酢をラベンダーがかぶるまで多めに入れます。(ラベンダーが酢にきちんと漬かっていないと、カビの原因になります。)
② 蓋をして1、2週間くらい直射日光が当たらないところで保存します。
③ 1週間くらい経つと、液体が綺麗なピンク色になるので、ザル・ボールなどで濾します。
④ スプレーボトルに水とラベンダービネガーを 1対1づつ入れ、お掃除したい場所に吹きかけます。
※賞味期限は特にありません。
お掃除してみましょう!
私はクイックルワイパーのドライシート(無臭)でお掃除するときに使っています。
まず床、フローリングにラベンダービネガーをふりかけクイックルワイパーや雑巾でお掃除します。
ワックスをかけたようにピカピカになりますよ。はじめは酢のツンっとした臭いが気になりましたが、酢の臭いはすぐに飛ぶので今では全然気になりません。
いろいろな場所のお掃除に使ってみましょう。
注意点
・色がつく場合があるため、白い布や床には気をつけましょう。
・お酢は金属に弱いので、使った後は水拭きしましょう。
・お酢の匂いは多少ありますが、あっという間に飛びます。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。