老化防止に【ヤマモモ酒の作り方】効果効能 薬に頼らず健康に
ここでは幻の果実といわれる「ヤマモモ」の効果効能や「ヤマモモ酒」の作り方をご紹介しています。
目次
ヤマモモとは?
ヤマモモの名の由来は「山のモモ」という意味です。果物の桃をイメージしがちですが、見た目は全く異なり、サクランボのような小さな赤色の実を持ち、表面はでこぼこしています。
日本では西日本から沖縄県の暖かな地域で育ちます。
ヤマモモは痛むのがとても早いので「幻の果実」ともいわれ、関東より北の地域ではスーパーで見かけることはほとんどありません。もし見つけたらぜひ手に取ってみてください。
味は少し酸味があり、甘酸っぱい味がします。
学名 | Morella rubra |
科名 | ヤマモモ科ヤマモモ属 |
別名 | 山桜桃、火実、楊梅(ようばい) |
分布域 | 中国、日本原産 |
利用法 | 食用、薬用 |
ヤマモモの採取時期
ヤマモモの旬は短く、6月中頃から1か月ほどしか採取することができません。その旬の短さから店頭では販売しにくいため、生のヤマモモを手にいれるのであればネット通販か、自分で育てるという方法をとるのが一般的です。
ヤマモモの栄養成分
・アントシアニン
・クエン酸
・ブドウ糖
・ビタミンC
・β―カロテン
・食物繊維
・カリウム
・葉酸
ヤマモモの効果効能
ヤマモモの実は深い赤色です。その成分はアントシアニンといわれるポリフェノールの一種で眼精疲労を緩和したり老化防止や生活習慣病を予防するといわれています。
また、ヤマモモに含まれるクエン酸には疲労回復効果が期待できるなどたくさんの効能が期待できます。
● 老化予防
● 美肌効果
● 利尿作用
● むくみ予防
● エネルギー補強
● 生活習慣病予防
● 疲労回復
● 粘膜・肌の健康を保つ
● 殺菌作用
ヤマモモの食べ方
生で食べる
ヤマモモは生で食べても甘酸っぱくて非常に美味しい果物です。
常温のまま食べても美味しいですが、冷蔵庫で冷やしてから、そのまま口に入れ、サクランボのように後から種を出す食べ方が一般的です。
ヤマモモは農薬を使わずに栽培されていることが多いため、中から虫が出てくる場合も多いとか。そのため、1時間くらい水に浸けておくと安心です。
冷凍して食べる
ヤマモモはすぐに傷んでしまうため、たくさんある場合は冷凍保存がおすすめです。
保存方法はしっかりと水気を切ったヤマモモを密閉袋に重ならないように入れて保存します。使う際はそのまま解凍せずに使えます。
加工して食べる
ヤマモモはそのまま生で食べても美味しいですが、シロップやジャムなどに加工して長い期間、様々な食べ方で楽しむことができます。
また、大量消費したい場合はお酒やシロップにしておくと良いでしょう。
ヤマモモ酒の作り方
材料
ヤマモモ | 200g |
ホワイトリカー | 350ml |
氷砂糖 | 70g |
作り方
- ヤマモモは汚れなどを取りのぞき、きれいに洗って水分が残らないように乾かします
- 煮沸消毒した保存容器にヤマモモ、氷砂糖を入れホワイトリカーを注ぎます。
- 冷暗所で2~3か月保存します。氷砂糖が溶けるまでたまに容器を振りましょう。
- 2~3か月後、濾したら出来上がり。水や炭酸水と割って飲んでも美味しくいただくことができます。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。