【イチジク葉茶の作り方】高血圧・動脈硬化・肝障害・糖尿病に 薬に頼らず健康に
ここでは無花果(イチジク)の葉を使ったお茶の作り方と効能をご紹介しています。
目次
イチジク茶とは
イチジクは「不老長寿の果物」といわれるほど多くの栄養素が含まれている果物ですが、イチジクの葉でお茶を作れることをご存じでしょうか?
イチジクの葉は生薬で「無花果葉(ムカカヨウ)」と呼ばれ、煎じて飲むと高血圧・動脈硬化・肝障害・糖尿病・冷え性・神経痛などの予防に効果があると言われています。
作り方は葉を乾燥させて湯を注ぐだけ。簡単に作れて飲みやすい。とてもおすすめです!
イチジク茶の作り方
イチジクの葉は農薬などの心配のないものを利用するだけ採取します。
① 採取したイチジクの葉を綺麗に洗いカラカラになるまで乾燥させます。ザルなどに入れて天日干しにすると1週間ほどでカラカラになります。
② しっかりと乾燥できた葉を小さく切ります。
③ 保存する場合は、小さく切った葉をフライパンで乾煎りし水分を完全に飛ばします。清潔な保存瓶に入れて保存します。
④ 急須に熱湯を入れて、数分蒸らしてからいただきます。
イチジク茶のお味
イチジク茶はいかにも薬草茶といった感じではなく、どちらかというと「緑茶」のようなお味です。
柔らかく独特の甘みがあってとても飲みやすいお茶が出来上がりました。
クセがあまりないため、ホットでもアイスでも美味しくいただけます。
使い終わった茶葉の利用法
お茶にして残った茶葉を、ガーゼなどに入れしっかりゴムでしばり、お風呂に入れると入浴剤になります。
冷え性や痔、神経痛等に効果があると言われています。
ほんのり甘い香りに癒されます。
イチジク茶の効果効能
イチジクの葉茶にはベルガプテン、プソラレン、カリウムなどの成分が含まれています。これら成分は高血圧や動脈硬化の抑制に効果があります。
更に、含まれているβ-シトステロールには悪玉コレステロールを減少させる効果や、糖尿病予防効果、ダイエット効果などがあります。
また、アミリンという成分による血糖値の抑制、ルペオールによる皮膚がん抑制効果などがあります。その他、お風呂に入れて入浴剤として利用するという方法もあります。効果としては冷え性、痔、神経痛などがあり、痔の特効薬として知られています。
飲むタイミング・注意点
紫外線への過敏性を高めてしまうという働きがあるので、夕方~就寝前に飲用するようにします。血糖値や高血圧の改善として用いる際には、夕食前と就寝前に飲用するようにいいでしょう。
人間は夜休むという習性があるので、夜間は血糖値が上がりやすくなったり、血液中の老廃物が増えて高血圧の原因が作り出されやすくなります。
イチジクの葉茶にはこのような状況が作り出されにくくするという働きがあるので、なるべく夜の食事の前に用いるようにするといいでしょう。
引用元: 健康茶マニアが解説!お茶の効果・効能まとめ
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。