【再発を繰り返す膣カンジダ】私が自分で治した方法 精油・サプリメント・クリーム・膣洗浄 民間療法 薬に頼らず健康に
ここでは毎月再発を繰り返していた「膣カンジダ」歴3年の私が、試行錯誤の上、自力で克服した方法をご紹介しています。
目次
膣カンジダとは？
人にはなかなか相談しづらい膣カンジダという病気。
女性の7割以上が経験すると言われるほど、決して珍しくないポピュラーな病気です。
カンジダ菌は健康な人でももっている常在菌で、疲れやストレスなど抵抗力が落ちていることで発症すると言われています。
病院での治療は膣内をよく洗浄し、カンジダ真菌を抑える「抗真菌薬」の膣剤を膣の中に入れてもらいます。
比較的治療が容易といわれていますが再発しやすい特徴があります。
再発を繰り返す場合も
私も婦人科に通い治療していましたが、毎月再発を繰り返していました。
生理が始まると、経血と一緒にカンジダ菌も流れ出るため、一時的に「症状が良くなった」ように感じます。
しかし、カンジダ菌全てが膣から排出されたわけではないので、生理が終わって再びカンジダ菌が増殖すると、また症状があらわれるようになります。
また、疲労やストレスの蓄積時・生理前などで免疫力が低下していると、カンジダ菌が増殖して、症状があらわれやすくなったり、
合成繊維の下着をつけたり、免疫系を抑える薬（コルチコステロイドなど）を使用しているとカンジダを発症しやすくなるそうです。
参考資料：メディカルック
薬局で「再発性膣カンジダの治療薬」も売っている
再発性のカンジダ膣炎に対して使える市販薬も薬局で発売されています。
何度もカンジダになるけれどそのたびに病院を受診するのは難しいという場合は、薬局で「再発性膣カンジダの治療薬」を購入してみてもいいでしょう。
外陰部の痒みには、抗真菌薬の塗り薬を使いますが、この痒みに対してステロイドや市販されている「痒み止め」を使うとかえって悪化してしまうことがあるので、自己判断で薬を使うのはおすすめできません。
また、別の病気の可能性もあるため慎重に薬を使うようにします。
薬を使わず「膣カンジダ」を治す
婦人科通院歴早3年、
薬局で「再発性膣カンジダ治療薬」を購入し通院以外でも直そうとしましたが、結局再発を繰り返してしまう・・・
もちろん生活習慣を整えて、疲労やストレスがかからない生活、抗生物質や砂糖をあまりとらない生活を心がけました。
しかしまた再発。
お薬では完治しないのではないか？と次第に疑問を感じるように。
そこで、私が実際試した薬以外の「膣カンジダ」治療グッズ（方法）をご紹介します。
精油（アロマオイル）を入れて座浴
カンジダは真菌（カビ）なので、ティーツリーやレモングラスなどの抗真菌作用のある精油（アロマオイル）が適しています。
大きめの洗面器にぬるま湯、精油２～３滴を入れ、そこに１０分ほど座ってつかります。そのまま洗い流さずにお風呂から出るのがポイントです。
カンジダは抗菌剤だけでなく、ハーブ類に対しても耐性をつくることが知られています。
そのため３種類以上の精油をローテーションで使用して耐性化を避けるようにすると良いでしょう。
※精油（アロマオイル・エッセンシャルオイル）は必ず水などで希釈して使用するようにします。
ティーツリー
ティーツリーはオーストラリアに生息する背の高い木です。抗菌作用や抗ウィルス作用にも優れていて、各種炎症や真菌症に使えるアロマです。クリアでスッキリした香りは臭いの予防にも効果的です。
市販の「膣カンジダ」グッズにもティーツリー成分が含まれている場合が多いです。
ラベンダー
リラックス効果の高いラベンダーですが、実は抗菌作用や抗真菌作用にも優れた万能選手。しかもお肌に役に立つ善玉菌は殺さないので、とても安全なアロマの一つです。
ラベンダーにはいくつか種類がありますが、カンジダの予防として使うならラベンダー・スピカか、ラベンダー・アングスティフォリア（真正ラベンダー）がいいでしょう。ラベンダーの中で抗真菌作用に優れているのはラベンダー・スピカです。
レモングラス
レモングラス精油の主成分はCitral(シトラール)で抗真菌活性(菌糸の成長を抑制する力)があると言われています。
レモングラス中に多く含まれるシトラールは皮膚への刺激がありますが、速やかな分解、揮発性、浸透性など、通常の抗真菌にはない特性を有しているそうです。
ゼラニウム
ゼラニウムも殺菌作用、抗真菌作用が期待できる精油です。
ホルモンバランスを整える作用に優れ、月経前緊張症、生理痛、更年期障害などの症状に働きかけるため、婦人科系症状の強い味方です。
鎮静作用も併せ持つとされるラベンダーなども組み合わせることによって、不快な症状を改善すると言われています。
その他の精油
その他、ユーカリ精油やグレープフルーツ精油、オレンジ・スイート精油などにも比較的高い抗真菌活性があると言われています。引用元：AEAD
前述したように、ガンジダは精油に対しても耐性をつくることが知られているため、様々な精油を試してみると良いと思います。
※体質に合わなかったり、妊婦さんや持病がある方など、何か心配なことがある場合は主治医に相談したり利用を控えるようにしましょう。
膣洗浄機
腟カンジダ症でよく見られる症状として、おりものの増加が挙げられます。おりものは白っぽく塊になっており、酒粕やおかゆ、ヨーグルトのような見た目と表すこともあります。
おりものが下りてくるときが、とにかくとっても痒い！
おりものが流れてしまうと痒みが治まるため、一刻も早く膣内を自分で洗浄したいと思いませんか？
そこで膣洗浄機をご紹介します。
インクリア
婦人科医と共同開発した「インクリア」は乳酸配合。
雑菌が増えやすい状態になった膣内に乳酸を補うことで、膣内の環境を整えることをサポートします。膣内の自浄作用を弱めずに清潔に洗浄してくれます。
私は寝る前に注入しそのまま就寝。
朝には膣内にあった、おりものがシートに吐き出され症状が落ち着きます。
手動ポンプ式の膣洗浄機
手動式の膣洗浄機に抗真菌作用のある精油を数滴垂らし、たくさんの精製水を入れて、ノズルを膣に挿入し膣内を洗浄する方法もあります。
柔らかい素材なので挿入も注入も楽で初心者でも簡単に利用できます。
使用後は熱いお湯での消毒も可能だそうです。
サプリメント
根本的に「膣カンジダ」を治したいと思われる方にお勧めのサプリメント。
カンジダには乳酸菌を取り入れると良いと考えられます。
乳酸菌以外ではウコンやタンポポの根、アリアアザミなどのサプリも効果があると言われています。
薬のように速攻性はないけれど、体質改善に効果が期待できます。
ドクターズチョイス フェミプロバイオ
「Doctor’s Choiceのフェミプロバイオ」はデーデルライン桿菌配合の女性の為のサプリメント。
病院にいってもなかなか完治しなかった方や薬をできるだけ使いたくない方など、沢山の支持を集めています。
乳酸菌サプリなので妊娠中の方も利用しているようです。（Amazonレビューから）
Now Foods カンジダサポート
サプリメントの老舗？Now Foodsでもカンジダに効果的なサプリメントが販売されています。
内容はオレガノ、黒クルミ、パウダルコなど細菌以外のウイルス、寄生虫の類にも効果が期待できます。
クリーム
病院でもらった薬を付けても治らなかった私が、とっても助けられたクリームをご紹介します。
どちらもスーとした爽快な付け心地のため、痒みが治まります。
ドクターズチョイス ファンガクリーム
「Doctor’s Choiceの ファンガクリーム」は抗真菌作用のあるティーツリーをはじめとした植物由来成分が入ったオーガニッククリームです。
ドクターチョイスはアメリカの会社で、日本では調達できないオーガニック原料や最新の成分がたくさん集まってきます。
メンソールのような爽快な使い心地で痒みが治まります。ただし傷のあるところには使用しない方が良いと思います。
亀頭包皮炎や水虫の痒みにも良いそうです。（Amazonレビューから）
ナチュラル ティーツリークリーム
こちらもドクターチョイスのクリームに並んで人気の「ティーツリークリーム」。
天然ティーツリー精油を配合したスキンケアクリームで、エコサート認証のシアバター・スクワランオイル配合で、優しく肌を保湿します。
ノンパラベン・ノンフェノキシ・ノンアルコールのフリー処方です。もちろん合成香料・合成着色料は一切使用していません。お子様にも安心してご使用いただけるボディクリームです。
カンジダ膣炎以外にも、亀頭包皮炎やアトピー性皮膚炎等の痒みにも効果が期待できるようです。（Amazonレビューから）
コロイダルシルバー
コロイダルシルバーとは、銀を人体に無害になるレベルまで細かい粒子にし、蒸留水に拡散させたものです。
古代ギリシャやローマの人は、銀でできた器に水を保管しておくことで、その抗菌作用に気づいたようです。
その強い抗菌作用がカンジダ菌にも効くと言われています。
化学抗生物質に替わる全く副作用のない驚異の自然抗生物質で、人体には全く無害で毒性がないにもかかわらず、ウイルス、細菌に 対しては絶大な殺菌力があり、黄色ブドウ球菌でさえも２４時間以内にほぼ死滅させる能力があります。
痒みがひどいときには、コットンに数滴しみ込ませたコロイダルシルバーで、陰部を優しくふき取ります。私には効果が絶大ですぐに痒みが治まりました。
また、コロイダルシルバーでふき取ったあと、ティーツリークリームで保湿するのも良いと思います。
まとめ
病院の薬を使わずに「膣カンジダ」を治す方法をご紹介しました。
私は体調が良くも悪くも毎日、精油で座浴し、サプリを飲用しました。
また、痒みがあるときにはクリームを塗ったり、膣洗浄を行うなど根気よく治療したところ、
約2か月ほどで体調が改善しました。
あくまでも自己流の治療法ですが、辛い「膣カンジダ」でお悩みの方はぜひ試していただけると嬉しいです。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。
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