秘伝の処方箋【松葉のはちみつ漬けの作り方】高血圧・動脈硬化・血栓症に効く おばあちゃんの知恵袋 民間療法(自然療法)

古くからの脳卒中等の処方箋として使われてきた「松葉のはちみつ漬け」の作り方と、松葉の効果効能をご紹介しています。

目次

「松葉のはちみつ漬け」とは?

いつも緑を失わない松葉は古くから健康のシンボルで、その血液浄化作用やデトックス作用から脳卒中や動脈硬化、血栓症、高血圧などの処方箋として使われてきました。

松葉の油にはジペンテンやテモネンなどの成分が含まれていて、血中コレステロールを取り除いてくれると言われています。

松葉の効果的な取り方はいろいろありますが、ここでは松葉をはちみつに漬けた「松葉のはちみつ漬け」をご紹介しています。

松葉茶や松葉酒より取り入れやすいため、松葉の味が苦手な方や小さなお子様にもおすすめです。

※1歳未満のお子様には蜂蜜を与えないでください。

「松葉のはちみつ漬け」の作り方

保存するのに3か月ほどかかりますが作り方はとても簡単です。

材料

松葉(アカマツがおすすめ)適量
はちみつ適量
保存瓶

※松葉は4月頃の伸び始めた若葉を使うと最も良いを言われています。

作り方

① 採ってきた松葉を綺麗に洗いしっかり乾かします。天日干しにするとエネルギーがアップします。

② 松葉を1/2か1/3くらいに切ります。

③ あらかじめ煮沸消毒しておいた保存瓶に松葉を入れます。

④ 松葉が完全に浸るまではちみつを注ぎます。

⑤ 冷暗所で3か月ほど保存します。

⑥ 3か月経ったら濾して松葉を取り出します。

⑦ はちみつを別の清潔な保存容器に移し替えたら出来上がりです。

飲み方

出来上がった「松葉のはちみつ漬け」は1日1、2回小さじ1杯を目安にいただきます。

そのまま口に含んでも良いですし、紅茶などに入れて食べても美味しいです。

松葉の効果効能

血液浄化・生活習慣病予防

松葉には高い抗酸化作用があるため血管を健やかに保ち血液をサラサラにしてくれます。そのため、血栓症・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞などの血流トラブルを予防します。

また、松葉に含まれるケルセチンには血糖値上昇抑制や血圧降下作用も報告されているため、高血圧や糖尿病予防などの生活習慣病も予防します。

脳の血流をサポートしてくれるため、認知症予防にも効果が期待できます。

デトックス効果

松の葉に含まれている香り成分(テルペン類)にはコレステロールの排出促進作用や中性脂肪の低減作用があるためデトックス効果が期待できます。

神経痛やリウマチに

含まれるケルセチンやα-ピネンなどテルペン類には抗炎症作用があります。

そのため神経痛や関節炎・リウマチなどの痛みを軽減してくれるといわれています。

美肌にも

ケルセチンやビタミンC・クロロフィルなど抗酸化物質が多く含まれる松葉は、美肌効果が期待できます。

血液や血管が綺麗になり血行が良くなることから肌の新陳代謝や透明感の向上にも繋がると考えられます。

また、ケルセチンはビタミンPと呼ばれるフラボノイド化合物の一種でもあり、ビタミンCを安定させ作用を高める働きがあります。

ストレスや不眠に

松の香り成分には鎮静作用やリラックス効果があります。

含まれるa-ピネンなどには鎮静作用や森林浴効果があるため、ストレス対策にも役立ち、神経の興奮を落ち着けてくれることから不眠対策にも効果が期待できます。

冷え性改善・貧血予防

松葉は血行を整えてくれるため、冷え性の改善が期待できます

血液循環を良くすることに加え、松葉に含まれるクロロフィルには造血作用が期待されています。また、鉄分や鉄分吸収を促すビタミンCが含まれているため、貧血予防にも効果的です。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

参考文献:愛蔵版おばあちゃんの知恵袋大辞典 和の暮らし研究会著

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