【野草を食べる】キリの効果効能 利用法 止血やイボに 薬に頼らず健康に

自生もしますが、各地によく植栽される「キリ(桐)」。

女の子が生まれるとキリの木を植える習慣があったのは、キリの葉が強い止血作用を持っているからです。

その子が嫁げば葉は不要になり、嫁入り道具の桐ダンスになります。

 

 

キリ(桐)とは?

キリは落葉高木で高さ8~12m、幹の直径は30~50㎝で、樹皮は灰白色で皮目が多いのが特徴です。

葉は対生し長さ10~20㎝の広卵形で、両面に粘り気のある毛が密生しています。

花は淡い紫色の筒状鐘形で、先は唇状に避けます。

果実は黄色い卵形で先端がとがり、熟すと2裂し、翼のある小さな種子を数千個出します。

 

学名 Paulownia tomentosa
別名 ヒトワグワ、ハナギリ、ヒトハグサ
科名 ゴマノハグサ科
生薬名 桐葉、桐皮、梧桐
花期 5~6月
薬効 止血、消炎
利用部位 根、樹皮、葉、果実

 

 

薬効と使用方法

いぼとり(葉の搾り汁)

葉の搾り汁をいぼにつけると効果があります。

 

止血薬(葉)

葉の陰干しか粉末を切り傷にふりかけると即効があります。

 

産後の肥立ち(実を煎じる)

伝統的な産後の肥立ちの妙薬です。

 

腫れ、咳(葉、樹皮)

樹皮または葉を随時採取し、2.3日天日干しして、煎じた液を服用すれば腫毒を消し、手足のむくみ、気管支炎、咳に効果があります。

 

痔(軟膏)

乾燥葉の煎液を煮詰めて軟膏(エキス)にすると痔疾、丹毒などに効果があります。

 

 

ヘアケア、育毛(煎液)

乾燥葉5~6枚を1ℓの水が半量になるまで煎じた液で髪を洗うと光沢がよく色も黒くなり、くせ毛を治す効果もあります。

また、乾燥葉や枝5gを水400㎖で煎じた液を使って毛髪を洗うと育毛効果があるといわれています。

 

めまい、立ちくらみ(乾燥花)

乾燥させた花を煎じて服用すると良いでしょう。

 

皮膚病(浴湯料)

乾燥葉と菖蒲の根を入れて入浴するとアトピーなどの皮膚病に効果があるといわれています。

 

打撲、リウマチ(木質部・根)

木質部の煎液を塗布すると打撲に、根の煎液を塗布するとリウマチに良いといわれています。

 

 

利用の仕方(薬食健康法)

薬酒(花)

花を焼酎に漬ければ、淡い紫の香りのよい酒になります。

めまいや立ちくらみなどの解消に役立ちます。

 

天ぷら(花)

花を天ぷらにしたり、未熟な小さな果実に数か所箸で穴をあけて揚げても良いでしょう。

 

 

参考引用文献:大地の薬箱 食べる薬草事典 春夏秋冬・身近な草木75種 村上光太郎著

ハーブ・薬草を使うときの注意点

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

 

 

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