会陰のケア、目の疲れに「ラベンダー」の効果効能

ラベンダーはもっともよく知られる「ノーズハーブ」ですが、その爽やかで柔らかな香りは古代から賞賛されてきました。

古くからポピュラーな薬草として、消毒や虫よけに利用され、古代ローマ人が沐浴や洗濯に利用していたことから、「洗う」を意味するラテン語「ラヴァレ」に由来しています。

鼻から入った香りを脳から全身に届けることで、より効果が発揮されるハーブのため、芳香浴がおすすめです。

ラベンダーとは?

学名:Lavandula angustifolia, Lavandula officinalis, Lavandula vera

科名:シソ科

抽出部位:花と葉(または花穂)

抽出方法:水蒸気蒸留法

主な産地:フランス、イギリス、ブルガリアなど

主な効能:不安、就眠障害、神経疲労、神経性胃炎など

ラベンダーの効果効能

炎症を鎮める

ラベンダーの精油に含まれる酢酸リナリルやリナロールといった成分には、炎症を鎮める効果があります。肌に直接つけることができるので産後の会陰のケアにも役立ちます。※まれにアレルギーがあるのでパッチテストをおすすめします。

生理用ナプキンに精油を数滴落として簡易湿布にしてもよいでしょう。また、座浴といって大きめの洗面器や桶にお湯を張り、そこに精油を数滴加えておしりをつける(座る)方法もおすすめです。

切り傷・やけどに

殺菌力や鎮痛作用、それに肌再生力など多くの効能があるラベンダー。香りの主成分である酢酸リナリルやリナロールが炎症を鎮めるので傷が早く治り、傷跡も残りにくくなります

傷ややけど、虫刺されの部分を洗い、指に巻いたガーゼに精油を1,2滴しみこませ、傷に直接つけます。

水虫に

患部をクリーンに保ってくれるラベンダー。

天然塩大さじ1にラベンダーの精油3~5滴落としたものをぬるま湯に入れて足湯するのをおすすめします。

目の疲れを取る

交感神経の興奮を鎮める酢酸リナリルを豊富に含むラベンダーは、ストレスや風邪、肩こりからくる頭痛のケアにピッタリです。

精油を指先に直接つけて、こめかみや頭皮をマッサージしましょう。また、熱めのお湯に1、2滴精油を垂らしてホットタオルを作り、目に当てるのも効果的です。※ラベンダーの精油は刺激が少ないですが、刺激が強い精油もあるため、基本は直接精油を肌につけるのは避けましょう。

ストレス緩和・自律神経のバランスを整える

ラベンダーには、心を落ち着かせる鎮静作用をもつ成分、酢酸リナリルやリナロールを多く含みます。ストレスによる緊張や不安、怒りを和らげ、安定した精神状態へと導きます。

心身がリラックス状態になると、副交感神経が活発に働くため、自律神経のバランスを整えたり、免疫力を高める効果も期待できます。芳香浴(アロマポットやアロマディフューザーなどでアロマを広げる方法)がおすすめです。

不眠に

副交感神経を優位にしてリラックスさせてくれるラベンダー。

芳香浴(アロマポットやアロマディフューザーなどでアロマを広げる方法)で香りを広げることで心地の良い眠りに誘います。

参考文献:植物や食べ物の手当てでからだとこころの不調をととのえる 自然ぐすり 森田敦子著

ドライラベンダーの作り方

① ラベンダーの茎についている葉はすべて落とします。

② ラベンダーを束にして、茎を麻ひも、リボンなどで縛ります。※重なった部分はカビが生えやすいので、小さい束に分けましょう。

③ 直接日光が当たらず風通しが良いところに吊るし乾燥させます。※エアコンの送風モードを使っても良いです。

④ パリッと乾燥できたら出来上がり。

そのまま吊るしてインテリアとしても可愛いですが、花を落とし布袋に入れて、サシェにして香りを楽しむものおすすめです。クローゼットに入れると殺菌、防虫効果がありますよ。

リラックスハーブの代表格であるラベンダー。

部屋にラベンダー1枝あるだけで清々しい香りが広がり、空気も気持ちもリフレッシュできます。

強い抗菌作用はありますが、皮膚に対する刺激が少ないので、アロマオイル初心者のかたにもおすすめです。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

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