天然の抗うつ剤「セントジョーンズワート」更年期障害や不眠症にも効果あり

セントジョーンズワートは世界的に有名な「天然の抗うつ剤」。

冷静になれない、感情的になってしまう時の特効薬で、アメリカのビジネスマンはよくこのハーブをとっているといわれています。


今回はセントジョーンズワートをご紹介します。

セントジョーンズワートとは?


学名:Hypericum perforatum(ヒペリクム ペルフォラトゥム)

和名:セイヨウオトギリソウ

科名:オトギリソウ科

使用部位:開花時の地上部

原産国:抗うつ、消炎、鎮痛

適応:神経疲労、軽度〜中等度の抑うつ、季節性感情障害、更年期障害、生理前症候群、、やけどなど

副作用:光感作作用のため特に色白の人は注意。また、抑うつ薬、強心薬、免疫抑制薬、気管支拡張薬、皮脂異常症治療薬、抗うHIV薬、血液凝固阻止薬、経口避妊薬などの薬のと併用は避ける。

セントジョーンズワートの効果効能

うつ状態緩和

セントジョーンズワートはハッピーハーブ、サンシャインハーブとよばれており、軽いうつ病の治療に効果があるとされています。うつ状態のときは、脳内の神経伝達物質・セロトニンが減少しているのですが、セントジョーンズワートを摂取すると、セロトニンの濃度が高まり、うつ状態が改善されるそうです。ドイツでは医療現場で軽いうつ病患者に処方されています。

更年期障害・月経前症候群に

更年期障害は、女性ホルモンであるエストロゲンの急激な減少によっておこります。エストロゲンが減少する事で、脳内物質セロトニンを不安定にし、不安感やイライラ、気分の高ぶりや落ち込みなどの症状があらわれます。セロトニンの濃度を高めてくれるセントジョーンズワートはホルモンのバランスを整えてくれるため、更年期障害の症状に効果があります。また、月経前症候群にも効果的です。

不眠症を緩和

セントジョーンズワートには、寝つきが悪い人や夜眠くならない人が自然に眠れるようにサポートしてくれます。昼間にセロトニンが分泌されると、夜眠くなるメラトニンというホルモンが生成されます。 セントジョーンズワートは、セロトニンの濃度を高めるため不眠症をやわらげる効能があるようです。

痛みの緩和

セントジョーンズワートには痛みや炎症を抑えるヒペリシンという成分が含まれています。そのオイルを痛みを感じる部分にマッサージするように塗りこむと、筋肉痛、肩こり、リウマチ、神経痛などの痛みの緩和に効果があります。

傷を癒す

古代ギリシャでは、兵士の傷を癒すために用いられていました。血管を強くするルチンや収れん作用のあるタンニンを含むため、傷のほか、やけどや虫刺され、かぶれにも役立ちます。ただし、紫外線に当たるとアレルギーを起こす可能性がある成分を含むので、特に色白の人は注意が必要です。

「セントジョーンズワート」のおすすめサプリ

飲み合わせとの注意点

セントジョーンズワートは薬物代謝酵素の働きを高めるため、医薬品の効果を弱める働きがあります。特に次の薬との併用は避けるよう、厚生労働省から発表されています。

インジナビル

ジゴキシン

シクロスポリン

テオフィリン

ワルファリン

経口避妊薬

※妊娠中、授乳中、小さな子ども、精神疾患の薬を服用している人は、使用しないか医師に相談のうえ使用するようにしましょう。

転載・引用文献:「ココロとカラダに効くハーブ便利帳」 真木文絵著 池上文雄監修  「植物や食べ物の手当てでからだとこころの不調をととのえる 自然ぐすり」 森田敦子著

海外では医師が処方する事もある「心のハーブ」。

セントジョーンズワートは気持ちを穏やかに、楽な方に導いてくれますよ。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

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