【野草を食べる】スイカズラ(忍冬・金銀花)の効果効能 薬に頼らず健康に

ジャスミンのような甘い香りがする「スイカズラ(忍冬・金銀花)」。

5月ごろにできる蕾を陰干ししたものは、古くから漢方薬として利用され、皮膚病の特効薬として重宝されたり、不老長寿に効果があるともいわれています。

 

 

スイカズラ(吸い葛・忍冬)

 

道端や野原に生えるつる性の常緑低木で中は空洞、若枝には褐色の軟毛がたくさん生えています。

葉の付け根に1対の白い花が咲き、この蜜を吸うと甘く、「吸いから(吸い葛)」の名がついたといわれています。

花が白から黄色に変わるので金銀花とも呼ばれています。

葉は対生し、長さ3~7㎝の楕円形か長楕円形で両面に毛があります。

秋には黒くて丸い果実が付きます。

 

学名 Lonicera japonica
科名属名 スイカズラ科スイカズラ属
別名 ニンドウ(忍冬)、キンギンカ(金銀花)
生薬名 忍冬(茎葉)、金銀花(花)
国内域分布 北海道、本州、四国、九州
利用部位 茎葉、花(蕾)
利用法 薬用、茶用、浴用

 

 

 

薬効と利用方法

採取

6~9月に茎葉を刈り取り、水洗いし、2~3日天日干しにします。

5月ごろにできる蕾を陰干ししたものは、古くから漢方薬として利用されています。

 

皮膚病に(薬酒)

花(金銀花)を酒に浸し、少し温めた後、1か月くらい置きます。

または煎液に麹を入れ忍冬(茎葉)酒をつくって飲めば、りょうそ(指の化膿性炎症)、アトピーなどの皮膚病に効果があり、不老長寿の薬にもなります。

 

利尿・浄血(忍冬・金銀花)

1日10~15g煎じて服用または茶代用すれば収斂、利尿、解毒、解熱、浄血剤等になり、風邪、淋病、肝臓病、膀胱炎、関節炎、腸炎、冷え性、湿疹、梅毒、脳溢血等に効果があるといわれています。

また、煎液をうがい薬にすると口内炎、歯槽膿漏、扁桃腺炎に効果があります。

 

腰痛・神経痛・痔・湿疹に(浴湯料)

忍冬か金銀花の煎液をお風呂に入れると、腰痛、打ち身、神経痛、リウマチ、痔、あせも、湿疹に効果があります。

 

 

利用の仕方(薬食健康法)

スイカズラ茶

スイカズラの蔓、葉は2~3㎝程度に刻み天日干しにして乾燥させます。

急ぐ時にはレンジで数回加熱すると良いでしょう。少しは焦げても良いですが、焦げ付く前にやめましょう。

乾いたら、厚手の鍋で香ばしい香りが立つまでとろ火で炒ります。

花は別に乾燥させ、湯飲みに入れその上に蔓葉のお茶を注ぎます。

 

金銀花(花)酒

黄色と白色の葉を採取し、2~3倍量の焼酎を入れて半年以上寝かします。

実を少々加えると紫色のお酒となり色と香りが楽しめます。

 

若葉、若芽の和え物

若葉や若芽を塩ゆでして半日ほど流水に晒し、マヨネーズで和えて花を散らします。

 

花の寄せ揚げ

花と若葉を摘み集め、粗く刻んだナツメ(またはアンズ)、ピーナッツとともにかき揚げ天ぷらにします。

 

 

 

ハーブ・薬草を使うときの注意点

参考引用文献:大地の薬箱 食べる薬草事典 春夏秋冬・身近な草木75種 村上光太郎著

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

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