【野草を食べる】ノビルの効果効能 ガン予防にも 古来の貴重な栄養源

人里近くの土手や野原など、日本全国いたるところに生える多年草で、中国から渡来したと考えられる野草の「ノビル」。

春から初夏に採取でき、「古事記」などにも記されている和のハーブの代表です。


ノビルの香りに含まれるアリシンにはがん予防に効果があるとされ、古来の人々にとって貴重な栄養源でした。


今回は食糧難を支えた貴重な栄養源、ノビルをご紹介します。

 

ノビルとは?

学名 Allium grayi
国内分布域 全国
科名 ユリ科
薬用部位 鱗茎
薬効 滋養強壮、かゆみ止め
生薬名 山蒜 (サンサン)

 

 

ノビルの効果効能

ガン予防に

いわゆるニンニク臭やニラ臭がするノビル。この香りの成分はアリシンといわれ、滋養強壮やガン予防に効果があるといわれています。

 

動脈硬化、心筋梗塞の予防に

ノビルには、ビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB2は過酸化脂質の分解を促し、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果的です。

 

貧血予防に

豊富に鉄分が含まれているノビル。そのため、貧血予防に効果が期待できます。

 

丈夫な骨をつくる

ノビルに含まれるビタミンKは、タンパク質の働きを活発にする効果があるため、丈夫な骨づくりに効果があります。そのため、骨粗しょう症を予防する効能も期待できます。

 

老化防止、美肌効果

ノビルにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCにはコラーゲンの生成やメラニンの抑制による美肌効果や、抗酸化作用により老化防止の作用が期待できます。

 

ストレス解消

ノビルに含まれるビタミンCはストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの分泌を促す働きがあります。そのためストレス解消に役立ちます。

 

利用方法

食べ方

主に食されるのは、丸く肥大した白い鱗茎部です。洗った鱗茎の水をよくきり、味噌や酢味噌などにつけそのままいただいても、ラッキョウのようなシャキッとした食感が美味です。

また、焼酎につけて薬用酒にしたものを、1日盃2杯を限度に飲用すると、滋養強壮に効果があると言われています。

天ぷらなど家庭料理の材料としても昔から重宝されてきました。

 

虫刺されのかゆみに

鱗茎をすり潰して小麦粉と混ぜて、刺された場所に塗布するとかゆみが治ります。

 

参考文献:和ハーブ図鑑 古谷暢基・平川美鶴著  身近な薬草活用手帖 100種類の見分け方・採取法・利用法  寺林進監修

 

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。

 

 

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