【レモン・パセリシロップの作り方(レシピ)】腎臓(尿路)結石や癌に 薬に頼らず健康に
ここでは、腎臓結石の予防や除去に効果が期待できる「レモン・パセリシロップ」の作り方をご紹介しています。
目次
激痛!!腎臓結石はどんな病気?
腎臓結石と聞くと、脇腹や背中などに激痛が走る病気というイメージが強いですね。
実際、そのような要素が強く、疝痛と呼ばれる脇腹の痛みと、血尿、嘔吐などが主な症状です。
腎臓結石は、腎臓から尿管、膀胱といった尿の通り道で、尿に含まれる成分が固まり石のようになって詰まってしまう病気です。別名は尿路結石とも言います。
結石は小さければ尿とともに排出されますが、そのまま腎盂(じんう)にとどまり大きくなるものもあります。
腎臓で腎結石としてとどまっている状態では症状がほとんどあらわれません。この結石が尿管に移動し、尿管結石となると急激に激しい腹痛や腰痛があらわれます。また、腎臓の機能障害をひきおこすこともあります。
腎臓結石を予防するには?
結石予防の基本は、飲水です。
尿量が1日1リットル以下では結石になりやすいと言われています。尿量が2リットル以上になるように十分な飲水を心がけた方がよいようです。
シュウ酸を多く含む食品(ほうれん草、タケノコ、チョコレート、紅茶、大根など)を控えたり、
脂肪の取りすぎや、塩分・糖分も控えめにします。偏った食生活や過食、運動不足になると結石が出来やすいと言われています。
水分をたくさんとり、腎臓を健康に保ち、排尿をスムーズにすることが一番の予防法です。
食事療法を行わない場合の結石の再発率は、5年で60%ですが、食事療法を行った場合は、20%程度ですので、結石の方は是非心がけてください。
そこでお勧めしたいのが、クエン酸をたくさん含み、結石予防になる「レモン」とデトックスと利尿作用が期待できる「パセリ」を使った「レモン・パセリシロップ」です。
レモンの効能
レモンに含まれるクエン酸は、尿をアルカリ性に近付けて尿酸排出をしやすくし、体内組織に蓄積された水分の排出を促進する利尿効果があるため、体内で作られる尿の量が増えます。
また、クエン酸の他にリン酸も含まれていることから、腎臓結石ができるリスクを軽減してくれます。
尿酸値を下げ、過剰な塩や有害物質を体外に排出します。
そのうえ、腎臓や膀胱の炎症を予防する抗菌成分や抗真菌成分も含まれています。
パセリの効能
パセリに含まれるたっぷりのカリウムは、利尿作用があり、体内から余分な水分を排出する機能を高めてくれます。
また、アピオールやミリスチシンは尿の生成を活性化させます。
腎臓の健康に効果的なパセリを取ることで、腎臓結石や胆石の予防にも役立ちます。
ただし、シュウ酸が含まれているため、摂取しすぎには気をつけましょう。
レモン・パセリシロップの作り方
材料
レモン | 1個 |
パセリ | 適量 |
蜂蜜 | 100ml |
オリーブオイル | 100ml |
重曹(必要であれば) | 小さじ1/2 |
作り方
① レモンを洗い、切る
できればノーワックス(無農薬)のレモンを使うと良いでしょう。
レモンをきれいに洗います。農薬が心配な場合は重曹小さじ1/2~1で洗います。
小さく切ります。
② パセリを洗って切る
パセリも同様にきれいに洗って、適当に切ります。
③ 保存容器に材料を入れる
煮沸消毒し、しっかり乾燥させた清潔な保存容器に、レモン、パセリ、蜂蜜、オリーブオイルを入れます。
これだけでも十分結石に効果がありますが、もっと強い効果が欲しい場合は、重曹小さじ1/2を入れると良いです。
一部の情報では、レモンと重曹のコンビネーションは癌の抑制にも効果的だそうです。
すべての材料を入れたら、よく混ぜます。
④ 1週間保存
蓋をしめ、冷暗所で1週間くらい保存します。
⑤ 濾す
1週間たったら、ザル、ボールなどを使いシロップを濾します。
サプリとしてそのまま飲んでも良いです。(1日スプーン1、2杯を目安に多様摂取は避けましょう。)
また、水、炭酸水、お酒で割って飲んでも美味しくいただくことができます。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。