楊貴妃やマドンナも!?スーパーフード「クコ(コジベリー)」の美容効果
クコと聞いて、一番に思い浮かべるのは杏仁豆腐にのっている「クコの実」ではないでしょうか?クコには豊富な栄養成分が含まれており、杏仁豆腐以外にも様々な薬膳料理に取り入れられています。
世界三大美女で有名な楊貴妃をはじめ、海外セレブのマドンナ、ミランダ・カーも美容のために取り入れているようです。
今回はアジアが誇るスーパーフード「クコ(コジベリー)」の美容効果についてご紹介します。

目次
クコ(コジベリー)とは?
学名:Lycium chinense
別名:Chinese matrimony vine, Chinese desert thorn, Goji berry, 枸杞
和名:クコ、クコシ
原産地:中国
適応:疲労回復、動脈硬化、糖尿病、低血圧症、不眠症、滋養強壮など
副作用:妊娠中、授乳中はさける

クコ(コジベリー)の美容効果
美白効果
クコの実の美白効果については、化粧品メーカー大手の「資生堂」が発表しています。
紫外線を浴びると日焼してしまったり、肌が赤くなってしまいます。それを「急性傷害」と呼び、急性傷害が蓄積するとシミができてしまいます。
クコの実を摂取することで、シミになりにくいお肌作りができます。
アンチエイジング(老化防止)
クコの実には、カロテノイドの一種、ゼアキサンチンという栄養素が含まれています。強い抗酸化作用をもつゼアキサンチンは、活性酸素の発生を抑えてくれるため、アンチエイジング(老化防止)の効果が期待できます。また、疲れ目の改善や目の病気の予防などにも良いと言われています。
さらに、クコには皮膚や血管、粘膜などを強くする免疫強化力、抗酸化力に必要とされるビタミンCがオレンジの500倍も含まれています。そのため肌を美しく保つのに、とても効果的な食材なのです。
ダイエット効果
クコの実には脂肪燃焼効果があるアミノ酸が豊富に含まれています。また、糖質代謝を促すビタミンB群も含まれているため、ダイエットにも効果的です。
白髪予防・美髪効果
血液の循環が滞ることで、白髪ができると言われています。クコの実を食べることで、血液の循環が良くなり、白髪予防・美髪効果が期待できます。
クコの実の取り入れ方
一般の食品に比べて栄養バランスが優れている食材、栄養成分を多く含んでいるものをスーパーフードといいます。クコの実はアメリカで「プライマリースーパーフード10種」の一つに選ばれています。
クコ酒
〖材料〗
35度焼酎甲類 1.8リットル
クコの実 200グラム
〖作り方〗
煮沸消毒した瓶などに、焼酎と乾燥したクコの実をいれます。2~3ヶ月熟成させると、甘味のあるリキュールに仕上がります。
クコの実のハチミツ漬け
クコの実を、クルミや松の実などの好みのナッツとともにハチミツに漬け、おつまみなどでいただきます。
※1日10粒までを目安に食べましょう。また、アレルギー体質の方や、妊娠中・授乳中の方は食べるのを控えてください。

プライマリースーパーフードの「クコ」。
そんなクコには、女性にうれしい美容成分が豊富に含まれていることがわかりました。
毎日少しずつシリアルなどに入れて食べてみてはいかがですか?
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。
