植物酵素(酵素液・酵素ドリンク)の作り方 より詳しく!
免疫力を高め、美容や健康に効果的な植物酵素。ここでは植物酵素の作り方をご紹介しています。
植物酵素は果物や野菜、ハーブなどの植物についている微生物と肌常在菌の酵素が分解発酵して作られたものです。
目次
植物酵素を手作りする基本
植物酵素の材料には旬の物を使うと良いでしょう。
できれば無農薬の物を選び、無農薬でない植物は重曹を使ってきれいに洗うようにします。浸け置き洗いをするとさらに良いと思います。
普段捨てているところにもたくさんの酵素が含まれているため、葉や皮、種、根まで植物全体を使います。
理想は20~30種類の植物を使うとより効能を得ることができます。
用意するもの
果物、野菜、ハーブなどの植物 | 500g |
白砂糖 | 550g(植物の1.1倍の量) |
米麹 | 5g |
保存容器(大きめの遮光性ガラス瓶)、はかり、 ザル、ボール、不織布など |
※白砂糖を使いたくない方は、黒糖やきび砂糖を使っても良いですが、上手く発酵しない場合があります。
白砂糖は植物の細胞膜に浸透して、中の成分を壊さずエキスを引っ張り出す特性に優れています。
作り方
洗う
果物、野菜などの植物を500g用意し、きれいに洗う。
農薬が心配な場合は重曹で洗うようにする。
切る
材料を小さく切る。
葉や皮など植物全体を使うと良い。
保存容器に砂糖を敷く
保存容器の底に砂糖を敷く。
※何回かに分けて砂糖を入れるため、一度に全部は入れません。
材料と砂糖を入れる
次は植物を入れる。
砂糖→植物→砂糖→植物の順に交互に入れていく。
最後に砂糖と米麹を入れる。
最後に残しておいた砂糖で表面を覆い、米麹をいれる。
通気性を良くするために軽くフタをする。
2日目から1日1~2回混ぜる
翌日からは1日1~2回素手で混ぜる。
気温や湿度などにもよるが
発酵が始まるまで夏は1週間ほど、
冬は2~3週間ほどで発酵(泡立ってくる)が始まる。
発酵の泡が収まってくるまで毎日混ぜる。
濾す
発酵の泡が収まってきたら、
ザル、ボール、ガーゼなどで丁寧に濾す。
保存容器に入れる
保存用の容器(ガラス瓶)に入れる。
※酵素はまだ発酵しているため、フタをゆるめ、冷蔵庫や冷暗所で保存する。
植物酵素の利用方法
飲用する
1日60mlを目安に飲みます。
酵素原液をサプリとして飲んでも良いですが、水、炭酸水、お酒と割って飲んでもおいしくいただくことができます。
スムージーやヨーグルトなどにシロップ代わりにかけていただくのもおススメです。
食前か空腹時が最も効果的です。
マッサージとパッティング
オイルマッサージのような感触で、植物酵素を使って体をトリートメントすることができます。
血行を促し、リンパの流れを良くし体を温めます。
パッティングすることで、その吸着力で皮下に溜まった老廃物や毒素を吸引してくれます。
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酵素風呂
植物酵素の搾りかすをひとつかみ、布袋などにいれて入浴します。(酵素液原液を少しお風呂に入れても良いです。)
通常の入浴より温まり、発汗を促します。皮膚常在菌を整えるため、お肌がすべすべになります。
植物酵素の購入方法
ネット通販でも購入することができます。
酵素ドリンク以外にも、粒状のサプリも販売されていて、気軽に酵素を取り入れることができます。
自分に合った酵素を見つけてみてくださいね。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。
参考引用文献:図解植物酵素の手作り帖 青木滋・青木和美