黒糖を使った【麹酵素液(酵素ドリンク・植物酵素)】の作り方 効果効能 白砂糖不使用!
ウイルスに負けない体を作るためには、免疫力や自然治癒力を上げることが必要になります。
植物についている微生物と肌常在菌の酵素が分解発酵して作られた酵素液は、微生物の力で私たちの体を若々しく健康に保ってくれる効果があるといわれています。
ここでは白砂糖をなるべく使いたくない方のために、黒糖を使った「麹酵素液」の作り方をご紹介しています。
目次
酵素液を作るときの基本
酵素の材料には地産地消で旬の物を使うとより効果的だといわれています。
できれば無農薬の物を選び、無農薬でない植物は重曹を使ってきれいに洗うようにします。
普段捨てているところにもたくさんの酵素が含まれているため、葉や皮、種、根まで植物全体を使います。
用意するもの
果物、野菜、ハーブなどの植物 | 500g |
黒糖 | 650g |
米麹 | 50g |
保存容器(大きめの遮光性ガラス瓶)、はかり、
ザル、ボール、不織布など |
作り方
洗う
果物、野菜などの植物を500g用意し、きれいに洗う。
農薬が心配な場合は重曹で洗うようにする。
切る
材料を小さく切る。
葉や皮など植物全体を使うと良い。
保存容器に砂糖を敷く
保存容器の底に黒糖を敷く。
※何回かに分けて砂糖を入れるため、一度に全部は入れない。
材料と砂糖を入れる
次は植物を入れる。植物も同様に何回かに分けて入れるため、一度に全部入れない。
砂糖→植物→砂糖→植物の順に交互に入れていく。
最後に麹と砂糖をいれる
最後に麹50gをふりかけ、砂糖で蓋をする。
通気性を良くするため保存容器の蓋は軽くかぶせる程度にする。
1日目はこれで終了。
混ぜる
2日目以降は、毎日1日1、2回素手で混ぜる。
濾す
1週間程経ち、砂糖が溶けたら酵素液を濾す。
気温や湿度にもよるが、砂糖が溶けるまで2、3週間かかることもある。
ザル、ボール、ガーゼなどを用意し、丁寧に濾していく。
保存容器に入れる
保存用の容器(ガラス瓶)に入れる。
※酵素はまだ発酵しているため、フタをゆるめ、冷蔵庫や冷暗所で保存する。
市販の酵素ドリンクには酵素がない??
ここだけの話・・・
酵素は加熱によって失活してしまいます。
市販の酵素ドリンクは法律により加熱処理の義務があるため、ご自身で酵素液を作ることをお勧めします。
酵素液の効果効能
植物酵素を飲むと新陳代謝が活発になり、体が温かくなります。
基礎体温が上がり、燃焼しやすくなって消費カロリーが増加し、当然、体調もよくなります。
体調がよくなったという人の多くが、発汗、利尿、排便がスムーズになったといいます。
不要なものを排泄するデトックス効果も加わってスリムアップするとしたら、免疫力アップにもつながり体がとても元気になります。ファスティングにもおすすめです。
体にため込んだ要らないものを分解するのは肝臓の役割のため、デトックス(解毒)がスムーズになることで肝臓も健康で活発に働くことができます。
体の新陳代謝がアップすることで、肌に張りが出てくすみがとれるので若々しくなり、体が軽やかで疲れにくくもなります。
- 免疫力アップ
- 健康になる
- 美肌になる
- 若々しくなる
- 太りにくくなる
- 便通がよくなる
酵素液の利用方法
飲用する
1日60mlを目安に飲みます。
酵素原液をサプリとして飲んでも良いですが、水、炭酸水、お酒と割って飲んでもおいしくいただくことができます。
スムージーやヨーグルトなどにシロップ代わりにかけていただくのもおススメです。
食前か空腹時が最も効果的です。
酵素風呂
植物酵素の搾りかすをひとつかみ、布袋などにいれて入浴します。(酵素液原液を少しお風呂に入れても良いです。)
通常の入浴より温まり、発汗を促します。皮膚常在菌を整えるため、お肌がすべすべになります。
スキンケア
マッサージ・パッティング オイルマッサージのような感触で、酵素液を使って体をトリートメントすることができます。
血行を促し、リンパの流れを良くし体を温めます。 パッティングすることで、その吸着力で皮下に溜まった老廃物や毒素を吸引してくれます。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。
参考引用文献:図解植物酵素の手作り帖 青木滋・青木和美