【ドクダミ酵素ビネガーの作り方】殺菌や浄血、便秘解消に 薬に頼らず健康に

古くから民間薬として重宝されていたドクダミ(生薬は十薬)で酵素ビネガーを作りました。

目次

ドクダミ酵素ビネガーとは

昔から十薬と呼ばれ民間療法(自然療法)で重宝されてきたドクダミを、砂糖と一緒にお酢で漬けたものが「ドクダミ酵素ビネガー」です。

美容や健康を気にする方に大人気の酵素ジュース(酵素液)にお酢が入った感じの物で

ドクダミと酢と酵素の栄養素を一度に効率よく摂取することが出来る健康飲料です。

「ドクダミ酵素ビネガー」の材料

5~6月頃、排気ガスや農薬の心配のないドクダミを摘みます。

道端や田畑、空き地や庭などいたるところで普通にみられます。

【材料】
ドクダミ100g
砂糖(氷砂糖や蜂蜜でも可)100g
リンゴ酢400~500g

「ドクダミ酵素ビネガー」の作り方

① ドクダミを綺麗に洗い、天日干しにして乾かします。天日干しにするとエネルギーがアップします。

② ドクダミの葉とやわらかい茎を使います。小さく切ります。

③ あらかじめ煮沸消毒しておいた保存容器に②と砂糖、リンゴ酢を入れます。毎日混ぜます。

④ 蓋は緩めて閉めて、砂糖が完全に溶けるまで1週間ほど冷暗所で保存します。※保存期間は気温や湿度にもよりますが冬は2週間くらいかかる場合もあります。

⑤ 1週間経ったらザルやボール、ガーゼなどを使って濾します。

⑥ 別の清潔な保存容器に⑤を移し替えて冷蔵庫で保存します。なるべく早く使い切りましょう。

飲み方

そのままだとすっぱいので水や炭酸水などで割って飲むのがお勧めです。

ドレッシングやピクルスの材料としても使えます。

 

ドクダミの効果効能

便秘解消・毒出しに食事の偏り、繊維質不足などが原因の便秘に。腸の調子を整えて便の排出をスムーズにします。

お茶として煎じて飲むと毒を排出しお通じが良くなります。

ただし、ドクダミに含まれているクエルシトリンには便を柔らかくする作用があるため、人によっては下痢っぽくなることもあります。

打ち身や傷にドクダミに含まれている特別なクロロフィルは、殺菌力や浄血力に優れ、止血もしてくれます。

打ち身や傷があるとき、患部を良く洗ってから生のまま揉んだドクダミの汁をつけると、腫れが引いていきます。また、打ち身がある場合はドクダミの青葉があるうちに摘んで干しておき、お風呂にいれてドクダミ風呂にしてもいいでしょう。

肌荒れやアトピーにドクダミにはデカノイルアセトアルデヒドやクエルシトリンが多く含まれているため毒素排出作用があります。

そのため、血流を良くし不要なものを流す作用があり、ニキビや吹き出物などの肌荒れを防ぐ効果があります。

ドクダミをお風呂にいれてドクダミ風呂にすると、肌荒れ、アトピー性皮膚炎、白癬菌の予防にもなり、葉を乾燥させたものを煎じて飲むと、ニキビなどの肌荒れに効果があります。

水虫の治療に生のドクダミの葉のにおいには(乾燥すればにおいがきえます)、デカノイルアセトアルデヒドやラウリールアルデヒドが含まれて、この成分には強い抗菌性や抗かび性があります。そのため、水虫の治療に使われることもあります。

生の葉を患部にすり込めば菌の発育を阻止してくれます。

生活習慣病の予防にドクダミには毛細血管を強くしたり、血圧をコントロールする作用などがあり、動脈硬化、高血圧、脳卒中、心臓病、脳梗塞などの生活習慣病の予防に効果があると言われています。

注意点

腎機能が正常であれば、普段の食事からのカリウム摂取によって代謝異常(高カリウム血症)を起こすことはない。したがって、耐容上限量は設定されていない。CKD では、ステージが進むにつれ腎臓からのカリウム排泄量が減少し、また代謝性アシドーシスの合併によって高カリウム血症(血清カリウム値 5.5 mEq/L 以上)を起こす頻度が上昇する。

厚生労働省データベースより引用

ドクダミは、ひどい副作用はないと報告されていますが、厚生労働省からは上記の報告が上がっています。

また、便をやわらかくする作用があるため、人によっては下痢っぽくなることもあります。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。

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