【赤紫蘇酵素ビネガーの作り方(レシピ)】赤紫蘇の効果効能 薬に頼らず健康に

夏が近づいてくるとお目見えする赤紫蘇(アカシソ)は和製ハーブといわれ、たくさんの栄養素を含んでいます。

ここでは、赤紫蘇の効果効能やその栄養をダイレクトに取り込んだ「赤紫蘇酵素ビネガー(シロップ)」の作り方をご紹介しています。

目次

赤紫蘇とは?

赤紫蘇は葉と茎が濃い赤紫色の野菜で、梅干しの着色や砂糖で漬けたシロップ、乾燥させたものをふりかけなどいろいろな形で使われている食材です。

その赤紫蘇は健康維持にはもちろん美容効果が期待でき、漢方にも使われるほど効能が高い植物なのです。

また、爽やかな香りが特徴的で和製ハーブともいわれています。

赤紫蘇はいつから(時期)?

赤紫蘇が収穫できる時期は、5月下旬~8月中旬ごろです。

また、スーパーなど店頭に並ぶのは、需要が高まる6月上旬~7月中旬ごろといわれています。

紫蘇(赤紫蘇)の効果効能

紫蘇の葉は「蘇葉」と書き、「人を蘇らせる葉」という意味で名づけられたそうです。お刺身などに紫蘇(大葉)が必ずついているのは、食中毒や食あたりなどを防ぐためと、防腐剤代わりでもあります。

野菜の中で栄養素がトップクラスに高いことも有名で、抗酸化作用が高いベータカロチン、カルシウム、カリウム等はホウレン草よりも豊富で、鉄分やその他ビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。

シソは縄文時代から薬として使われていたようで、現在でも漢方薬で利用されています。

【主な効果効能】

アンチエイジング赤紫蘇にはβ‐カロテンが豊富に含まれています。βカロチンを取ると体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を健康に保ち、新陳代謝を活発にしてくれます。そのため、美肌やアンチエイジング、目の健康維持に効果があると言われています。

細胞の老化を遅らせるため、ガンなどの成人病予防にもなります。

ダイエット効果含まれるロズマリン酸は抗酸化作用の強いポリフェノールで糖の吸収を抑えてくれる効果が期待できます。そのため血糖値の上昇を穏やかにしてくれたり、糖が脂肪に変わるのを防いでくれるため、ダイエット効果が期待できます。
整腸作用含まれるぺリルアルデヒドは、強力な殺菌効果や解毒作用があり、胃液の分泌を促進してくれて胃腸を穏やかに保つ働きがあります。老廃物を排出しやすくし、デトックスにも効果的です。
アレルギーの緩和・改善赤紫蘇に含まれるリノレン酸は体内で、アレルギー反応の原因となる「アラキドン酸」の合成を抑える働きがあるため、肌のかゆみや蕁麻疹、花粉症などのアレルギー症状を緩和したり改善すると言われています。

赤紫蘇酵素ビネガーとは?

とても効能が高い赤紫蘇を使って、「赤紫蘇酵素ビネガー」を作っていきますが、なぜ普通の「赤紫蘇ジュース」ではないのでしょう?

実は赤紫蘇はもちろん、すべての植物には酵素が含まれています。

酵素は果物や野菜、ハーブなどの植物についている微生物と肌常在菌の酵素が分解発酵して作られたもので、私たちの体の細胞や器官すべては、たくさんの酵素に支えられているため元気に働くことができます。

しかし酵素は加熱することで失活してしまい効果が半減してしまいます。

新鮮な栄養価が高い赤紫蘇の酵素を、ダイレクトに体に取り入れることができるのが、「赤紫蘇酵素ビネガー」なのです。

植物酵素を詳しく知りたい方はこちら

赤紫蘇酵素ビネガーの作り方(レシピ)

用意するもの

赤紫蘇100g
氷砂糖100g
リンゴ酢(アップルサイダービネガーがお勧め)100g
ガラス製の保存容器

※赤紫蘇は水分が少ないため、少量しかできません。たくさん作りたい方は分量を2倍、3倍と増やしてください。

作り方

赤紫蘇をきれいに洗い、乾かします。

煮沸消毒し、しっかり乾燥させた保存容器に赤紫蘇を詰め込みます。

氷砂糖を入れ、リンゴ酢を注ぎます。

※リンゴ酢は下記のアップルサイダービネガーがお勧めです。

蓋をし3日から5日くらい冷暗所で保存します。

氷砂糖が早く溶けるように、たまに瓶を振ってください。

氷砂糖が溶けていたら、ボール、ザルなどで丁寧に濾します。

赤紫蘇をスプーンなどで押して残ったエキスを取り出します。

飲み方

綺麗なルビー色で大変美しいです。

私は水で2~5倍くらいに割って飲んでみました。お酒で割って飲んでも美味しそうです。

すっきりとした味わいで夏バテ防止になりそうです。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

ハーブ・薬草を使うときの注意点

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