植物酵素(酵素液、酵素ドリンク)とは?

植物酵素とは果物や野菜、ハーブなどの植物についている微生物と肌常在菌の酵素が分解発酵して作られたものです。

目次

現代人は酵素不足

私たちの体には多くの細胞や器官がありますが、それらは皆、たくさんの酵素に支えられているため元気に働くことができます。

しかし体内の酵素量は年齢とともにどんどん減少しており、日々の食生活を整えることが大切です。

そこで私たちの毎日の食生活を振り返ってみると、どうでしょう?

パン、パスタ、ハム、お肉、冷凍食品、・・・などなど。

酵素はアミノ酸の集合体であるたんぱく質でできているため、熱や酸で働きを失ってしまいます。

欧米化の進んでしまった現代の食生活は加熱されている食事が多く、どうしても酵素不足になってしまうのです。

酵素が不足すると、疲れやすく病気にかかりやすくなってしまいます。

また、美容を気にする方にとっても酵素不足は大問題です。

植物酵素の効果効能

植物酵素を飲むと新陳代謝が活発になり、体が温かくなります。

基礎体温が上がり、燃焼しやすくなって消費カロリーが増加し、当然、体調もよくなります。

体調がよくなったという人の多くが、発汗、利尿、排便がスムーズになったといいます。

不要なものを排泄するデトックス効果も加わってスリムアップするとしたら、免疫力アップにもつながり体がとても元気になります。

体にため込んだ要らないものを分解するのは肝臓の役割のため、デトックス(解毒)がスムーズになることで肝臓も健康で活発に働くことができます。

体の新陳代謝がアップすることで、肌に張りが出てくすみがとれるので若々しくなり、体が軽やかで疲れにくくもなります。

  • 免疫力アップ
  • 健康になる
  • 美肌になる
  • 若々しくなる
  • 太りにくくなる
  • 便通がよくなる

植物酵素の使用方法

飲用する

1日60mlを目安に飲みます。

そのままサプリとして飲んでも良いですが、水や炭酸水と割って飲んでもおいしくいただくことができます。

スムージーやヨーグルトなどにシロップ代わりにかけていただくのもおススメです。

食前か空腹時が最も効果的です。

植物酵素は発酵食品のため、熟成中に分解(消化)されたブドウ糖、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどが小腸からすみやかに吸収されます。

マッサージとパッティング

オイルマッサージのような感触で、植物酵素を使って体をトリートメントすることができます。

血行を促し、リンパの流れを良くし体を温めます。

パッティングすることで、その吸着力で皮下に溜まった老廃物や毒素を吸引してくれます。

酵素風呂

植物酵素の搾りかすをひとつかみ、布袋などにいれて入浴します。(酵素液原液を少しお風呂に入れても良いです。)

通常の入浴より温まり、発汗を促します。皮膚常在菌を整えるため、お肌がすべすべになります。

植物酵素の購入方法

ネット通販にもたくさんの酵素ドリンクが販売されています。

ぜひお気に入りの酵素を見つけてみてくださいね。

 

植物酵素の作り方

オリジナル酵素を手作りするのもおすすめです。

ご自身が好きな果物、野菜、ハーブ等を使って、世界で一つだけの植物酵素を作ってみましょう。

 

「植物酵素の作り方」参考動画1

「植物酵素の作り方」参考動画2

 

【用意するもの】
野菜、果物などの植物500g
白砂糖550g
米麹5g
保存容器、ボウル、ザルなど

 

【作り方】

1日目

  1. 植物を小さくカットする。
  2. 煮沸消毒し綺麗に乾燥させた保存容器の底に、1/3程度の量の砂糖を敷き詰める。
  3. 1/3ほどの植物を入れる。砂糖→植物→砂糖→植物の順番に入れていく。
  4. 最後に砂糖を敷き詰め、米麹を入れる。

2日目以降

  1. 毎日1、2回素手で植物を混ぜる。夏は一週間ほど、冬は2、3週間ほどで発酵(あわあわになります)がはじまる。
  2. 発酵のあわあわが収まってきたら、ザル、ボール、ガーゼなどを用意し丁寧に濾す。
  3. 保存容器にいれて完成。

注意:酵素はまだ発酵しているため、保存容器のフタは緩めて冷蔵庫や冷暗所で保存してください。

 

もっと詳しく「植物酵素」の作り方を知りたい方はこちら

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

参考引用文献:図解植物酵素の手作り帖 青木滋・青木和美

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