「ターメリック」効果効能 生活習慣病、肝機能向上に


和名で「ウコン」と呼ばれるターメリックは、カレーのスパイスや染料として馴染みの深いハーブです。
原産地のインドでは、紀元前からすでにその薬効が知られており、約5000年の歴史を有するインドのアーユルヴェーダでもターメリックが用いられています。

今回はそんなターメリックについてご紹介しますね。

目次

ターメリックとは?

学名Curcuma longa
分類 ショウガ科
和名 ウコン
原産地インド、熱帯アジア
使用部分根茎
効能肝臓機能促進、分泌解消、動脈硬化改善、健胃、精神高揚、血液浄化、抗酸化作用

ターメリックの効果効能

肝機能向上

ターメリックに含まれるクルクミンは、肝臓の機能を向上させる効果があります。また、アルコールを分解して解毒してくれる機能もあるため、二日酔い対策にとても有効です。

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生活習慣病の予防

ターメリックの成分クルクミンには、免疫機能を向上させる効果があります。また、抗酸化作用も高いためコレステロール値を下げ、高血圧の改善や、糖尿病、脳卒中、動脈硬化などの生活習慣病の予防に良いとされます。さらにはガン予防に効果があると言われています。

胃腸の働きを改善

抗菌作用があり食物繊維を豊富に含むターメリックは、消化不良、胃炎と言った、胃に関する症状に効果があり、食欲増進作用もあります。

ダイエット効果

抗酸化作用が高くコレステロール値を下げてくれるため、ダイエットにも効果があります。

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アンチエイジング

老化の原因となる活性酵素をおさえてくれる、抗酸化作用があるため、アンチエイジングに効果的です。顔のしわ、シミなどを改善し、美しい肌を保つことができます。

アルツハイマー病の改善

ターメリックの特徴である黄色い成分のクルクミンは、アルツハイマー病の改善に効果があると言われています。

ターメリック(ウコン)の薬用酒レシピ

材料

  • 秋ウコン 250g
  • ホワイトリカー 1800ml
  • 氷砂糖 300g

作り方

 ① 生のうこんを適当に切り、煮沸消毒した瓶などに入れる

 ② ウコンの上に氷砂糖を入れ、ホワイトリカーを注ぐ。

 ③ 2〜3ヶ月熟成させる。

※2〜3ヶ月経ったあとも、ウコンは取り出さず漬け込んだままで大丈夫です。

ヒンドゥー教では欠かせないターメリック

ヒンドゥー教では神聖な植物とされるターメリック。

邪悪なものを寄せ付けない魔力があると信じられており、お守りや、儀式に使う糸などはターメリックで染められています。

インドの結婚式では新郎新婦が身体にターメリックの粉末を塗り、ターメリックを火にくべて結婚を祝うようで、食文化だけでなく生活のさまざまな場面で利用されています。

参考引用文献:はじめてのハーブ手帖 株式会社エディング 企画編集

古くから滋養がある薬草として重宝されてきたターメリック。

現代の私たちが患う可能性がある病の多くを、予防できる植物であることがわかりました。

備えあれば患いなし。ターメリックを日々の生活に取り入れてみてはいかがですか?

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。特に妊娠中や授乳中、持病がある方はお気を付けください。

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