アンチエイジング、デトックスに「コリアンダー(パクチー)」の効果効能

独特な香りをもち、タイ料理では欠かせない薬味のコリアンダー。

タイ語ではパクチー、中国語ではシャンツァイと呼ばれています。

3000年以上も昔に栽培が始まったコリアンダーは中世のあらゆる医学書やギリシア人の書物、聖書、初期サンスクリット語の書物などに記載されています。

また、古代エジプト人はワインにコリアンダーと生のニンニクを浸し、媚薬として飲用していました。

好き嫌いが分かれるコリアンダーですが、実はすごい効果効能があるバーブなのです。

コリアンダーとは?

学名:Coriandrum sativum

分類:セリ科

和名:コエンドロ、カメムシソウ

原産地:地中海沿岸

使用部分:葉、根、種子(果実)

効能:殺菌、鎮痛、駆虫、消化促進など

コリアンダーの効果効能

デトックス効果

コリアンダーはデトックス効果が高く、体内に溜まった毒素や有害金属(水銀、ヒ素、鉛など)を体外へ排泄してくれるキレート作用があります。

その有害物質が体に蓄積されると、便秘や肌荒れ、むくみ、集中力の低下など、様々な症状を引き起こしてしまいます。

消化促進・口臭予防

コリアンダーは消化に良く胃の調子を整え、腸内ガスを排出させる作用があります。また、胃の調子が良くなることで、口臭を抑えてくれる効果もあります。

更年期障害予防

コリアンダーに含まれる「ゲラニオール」は女性ホルモンの働きを高めて、ホルモンバランスを整えてくれるため、更年期障害の予防に効果があります。

アンチエイジング効果

コリアンダーにはアンチエイジングや美容に良いと言われるβカロテン、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンCが含まれています。

βカロテンは強い抗酸化作用を持つので、老化防止動脈硬化、がん予防などの効果を期待できます。また、βカロテンが体内に吸収されるとビタミンAに変わり、粘膜を強化してくれます。そのため美肌作用、抗菌作用が期待できます。

また、ビタミンEにも抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を高めるビタミンCも含まれているため肌に弾力がうまれます。

精神を安定させる

コリアンダーに含まれるリナロールには鎮静作用があり、ストレス性の頭痛や偏頭痛に効果があるといわれています。また、リナロールには唾液の分泌を促進し、消化促進や食欲増進の効果があります。

精油の注意点

大量に使用した場合は吐き気・頭痛などを引き起こす危険性があります。多量もしくは長時間の使用は避けてください。また敏感肌の方は芳香浴でも肌に刺激を感じる恐れがあります。妊娠中・授乳中の方、お子様は使用を控えましょう。その他心配のある人は医師に相談することをおすすめします。

催淫剤としてのコリアンダー

中世期のヨーロッパではコリアンダーは催淫剤と考えられ、愛の魔法と媚薬の処方に用いられる魔女のハーブでした。

チューダー王朝時代のイギリスにおいては、コリアンダーは「ヒポクラス」という飲み物に配合され、結婚式や祭事の気分を高めるため、招待客にふるまわれました。

また、寺院の神々に献上される植物の一つで、幸福になる秘密を含むと考えられてきました。コリアンダーの種子はツタンカーメン王とラムゼス2世の墓から発見されています。

そのうえ古来中国では長寿を約束するハーブとしても考えられてきました。

伝統的な守護と不老不死のハーブ、コリアンダーは安心や平和を求める感情を呼び起こします。しかもコリアンダーの場合、この特質に自発性と情熱が加わり、喜びを否定せず安定させようと働きかけます。

引用文献:スピリットとアロマテラピー ガブリエル・モージェイ著 前田久仁子訳

不老不死のハーブといわれ、安心や平和を求める感情を呼び起こす催淫剤であるコリアンダー。

好き嫌いが分かれるハーブですが、これを機にコリアンダーを取り入れたくなりませんか?

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

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