アンチエイジング効果絶大「ローズマリー」

「若返りのハーブ」としてさまざまな化粧品に用いられているローズマリー。

その化粧品を使った78歳のハンガリー女王が、30歳年下の隣国の王子に求婚されたというエピソードがあるように、ローズマリーはハーブの中でも特に抗酸化作用が強く、「老化を予防するハーブ」として一躍注目されるようになりました。

今回はそんなローズマリーをご紹介しますね。

目次


ローズマリーとは?

学名 Rosmarinus officinalis
別名マンネンロウ
原産地地中海沿岸
 科名シソ科
使用部分葉、花、茎
効能抗菌、抗酸化作用、消臭など

「なんとなく調子が悪い」に働きかける
カラダがよろこぶ enherbのハーブティー

ローズマリーの効果効能

抗酸化作用

ローズマリーの抗酸化作用はハーブの中で最も高いといわれています。そのため、食品の保存や殺菌に利用されることもあり、無添加食品などの保存成分として用いられることもあります。また、消臭や空気の清浄にも効果的です。

アンチエイジング

ローズマリーの成分には抗酸化作用があるため、老化を防ぎます。また、血液の循環をよくする血行促進効果があるため、アンチエイジングに効果を発揮します。また、低血圧にも効果があるといわれています。

お肌のたるみに

ローズマリーに含まれるタンニンには肌をひきしめる効果があると言われています。

頭皮のケアや抜け毛対策に

頭皮の血行を良くするため、抜け毛や育毛促進、白髪の予防などに期待されています。

むくみ対策

ローズマリーには利尿作用があるため、むくみ対策になります。

記憶力や集中力を高める

ローズマリーは強壮薬、刺激薬としても評価されているため、集中力や記憶力を高めてくれます。また、精神を高揚させてくれます。

ローズマリーローションの作り方

〖材料〗

消毒用エタノールまたは無水エタノール  5ml

精製水 40ml

グリセリン 5ml

精油5滴(ローズマリー精油3滴、レモン精油2滴など)

〖作り方〗

1  スプレー容器にエタノールをいれ、そこに精油を加えてよく振ります。

2  1にグリセリンを加え、よく混ざったら精製水を加えて、出来上がり。グリセリンを使わない場合は精製水を45mlにしましょう。

少量ずつ作って、なるべく早く使い切るようにしましょう。グリセリンを加えるとしっとりタイプのローションに、加えなければさっぱりタイプになります。

血行を促進して冷えを改善。足浴のすすめ

1  洗面器にドライのローズマリー10gを入れ、熱湯を注いだら、そのまま10分ほどおきます。その間、蒸気吸引を楽しんでも良いでしょう。

2   湯の温度を調整し、適温にしたら、くるぶしまで浸かりましょう。

引用参考文献:「ココロとカラダに効くハーブ便利帳」  真木文絵 著 池上文雄 監修

注意点

成人病などの高血圧の方は、ローズマリーは血圧を上げる効果があるため控えるべきとされています。

また、妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病があり治療中の方、薬を服用されている方は注意が必要です。

必ず使用前にお医者さんに確認しましょう。

ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」

参考引用文献:「ココロとカラダに効くハーブ便利帳」  真木文絵 著 池上文雄 監修、「はじめてのハーブ手帖」 株式会社エディング 企画編集

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。

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