ケイ素(シリカ)たっぷり【スギナ化粧水の作り方】保湿作用・ニキビやアトピーなどのトラブルに 薬に頼らず健康に

細胞を活性化し肌・爪・髪・血管など体中を元気にしてくれる「スギナ」で「スギナ化粧水」を作りました。

目次

スギナ化粧水とは

たくさんの美肌効果が期待できるスギナのエキスを使って作った化粧水です。

アルコールでスギナの有効成分を抽出したエキス(チンキ)をまず作り、そのエキスと精製水、グリセリンを混ぜて作ります。

【スギナ化粧水】の材料と作り方

はじめに「チンキ(スギナエキス)」をつくります。

チンキ(スギナエキス)の材料

スギナ(乾燥したスギナでも可)適量
35度以上のホワイトリカー(ウォッカでも可)適量
保存容器

チンキ(スギナエキス)の作り方

① スギナを採取します。道端や空き地、農道や庭などいたるところに普通に見られます。農薬や排気ガスの心配のないものを摘みます。

② スギナを綺麗に洗い、1時間ほど天日干しにして乾かします。天日干しにするとエネルギーがアップします。

③ あらかじめ煮沸消毒(アルコール消毒)しておいた保存容器にスギナを詰めます。

④ 浸るまで35度以上のホワイトリカーを注ぎます。ウォッカや焼酎でも作ることが出来ます。

⑤ 蓋をして冷暗所で2週間以上置いておきます。1年ほど保存する人もいます。

⑥ 2週間以上たったら(私は1か月ほど保存しました)ザル、ボール、ガーゼなどでスギナチンキを濾します。※残った搾りカスのスギナはそのままガーゼに包みゴムできつく縛って、お風呂にいれて入浴剤としても使えます。

これで「スギナチンキ」は完成です。

別の清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存したら1年ほど保存できるとも言われています。※湿度や温度、保存環境にもよります。

「スギナ化粧水」の材料

いよいよ、「スギナチンキ」と化粧水の材料を混ぜて化粧水を作っていきます。

スギナチンキ20ml位
精製水80~100ml位
グリセリン小さじ1
化粧水ボトル

「スギナ化粧水」の作り方

① スギナチンキと精製水、グリセリンをあらかじめ煮沸消毒(アルコール消毒)しておいた化粧水ボトルに入れて振ってよく混ぜます。

※グリセリンを入れるとしっとりとした使い心地になりますが、さっぱりとした使い心地が好きな方は入れなくても大丈夫です。チンキは必ず薄めて使用します。

使い方

「スギナ化粧水」は普通の化粧水と同じように使えます。

材料費もあまりかからなくて経済的なので、バシャバシャ惜しげもなく使えるのも嬉しいですね。

なかにはお肌に合わない方もいますのでパッチテストしてから使うようにします。異常があった場合は直ちに使用を停止してください。

当然保存料などは入っていないため、冷蔵庫で保存しなるべく早く使い切りましょう。(理想は1週間ほどで使い切る)

「スギナチンキ」はアルコールですので、中には肌に刺激を感じる方もいます。その場合はアルコールをとばすため、電子レンジで30秒ほど温めてから使用してみてください。

スギナ化粧水の効果効能

スギナには特に現代人が不足しがちな、ミネラルが豊富で、カルシウムはほうれん草の155倍、リン、カリウムは5倍、マグネシウムは3倍という驚くべき栄養素を含んでいます。

ミネラルは体を構成するだけでなく、体の機能を維持したり調節したりするのに重要な役割を担っています。

さらに、スギナに含まれるケイ素(シリカ)という成分は、細胞を活性化し肌・爪・髪・血管など体中を元気にしてくれるといわれています。

皮膚柔軟化による保湿作用

チロシナーゼ活性阻害による色素沈着抑制作用

抗酸化作用による肌の炎症抑制作用(ニキビやアトピー性皮膚炎など)

収れん作用による毛穴の開きを引き締めてキメを整える作用

などなどたくさんの美肌作用があると言われています。

また、メラニン生成促進による抗白髪作用があると言われているため、髪の健康のためにヘアスプレーとしてもお使いいただけます。

イギリスではヘアリンスとして昔から活用されています。

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チンキの化粧水以外の使い方

入浴剤

お掃除スプレー・ルームスプレー(10倍くらいに希釈)

うがい薬・マウスウォッシュ(コップ1杯に数滴チンキを入れる)

ハーブ湿布 など

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

ハーブ・薬草を使うときの注意点

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