【ツワブキ(石蕗)の活用法や効果効能】 ツワブキの佃煮・ツワブキ酒の作り方 自然療法(民間療法)薬に頼らず健康に

ここでは古くから民間療法に重宝されてきた、ツワブキの活用法や効果効能をご紹介しています。

ツワブキ(石蕗)とは?

フキに似た葉をもち、かつその葉がつやつやしていることからツワブキと名付けられたといわれています。

艶のある花も葉も美しいので庭に植えておくと観賞用に良いのですが、実は思いがけないほど人助けをしてくれる薬効の高い植物なのです。

生命力旺盛な花(花期は10月~12月)で、海の近くの暖かい地域に分布しています。

今はキャラブキといえばフキを使いますが、本来はこのツワブキで作っていました。

学名 Farfugium japonicum
科名属名 キク科 フキ属
薬用部 茎、葉、花
生薬名 橐吾( タクゴ)
どこで摘める? 本州、四国、沖縄の浜辺、野原など
摘み方 若葉や新芽は手で摘む。茎は根からはさみで切る

ツワブキの効果効能

主要成分 食物繊維、ヘキセナール、カリウム、ビタミンC、セスキテルペノイド、アルカロイド 、ナトリウム

 

  • 打撲・筋肉痛・切り傷・できもの・乳房炎・虫さされ・痔
  • 下痢や便秘の予防改善
  • 糖尿病の予防
  • ガンや高血圧・動脈硬化などの生活習慣病予防
  • アンチエイジング効果
  • 骨粗鬆病予防
  • 風邪予防
  • 食中毒予防
  • むくみ予防
  • ダイエット効果
  • ワキガ
  • イライラ解消など

薬になる使い方

ツワブキの湿布

腫物、湿疹、火傷、アトピー、乳房炎、打ち身、外傷、できものなどに効果があると言われています。

生葉をあぶって揉んで柔らかくして薄皮をはいで患部に貼り、包帯でとめます。1日2~3回張り替えます。

ツワブキの煎じ汁(塗布)

いぼ痔、凍傷に良いと言われています。

生葉の煎じ汁で幹部を数回洗います。生葉をつけても良いです。

ツワブキの煎じ汁(飲用)

健胃薬や下痢止めとして利用します。

根(秋に根を採取)や茎は良く洗ったあと、刻んで乾燥させて煎じ薬として飲用します。

ツワブキの絞り汁(生葉)

歯痛、虫刺されに効果が期待できます。

生葉の揉み汁をつけます。

ツワブキの絞り汁(生葉と茎)

 解熱、魚の毒消しに使います。

生葉と茎を絞り、その汁を盃1~2杯飲用します。

ツワブキパック

吹き出物などの肌荒れに良いと言われています。

葉をつぶすか、すりおろして小麦粉と混ぜて、顔にパックすると肌が綺麗になります。また、顔に吹き出物が出る人は、若葉を味噌汁に入れて食べるのもおすすめです。体内を浄化する作用があります。

ツワブキを食す

10月下旬、我が家の庭のツワブキも可愛らしい黄色い花を咲かせ始めました。

そのツワブキを摘んできたので、「ツワブキの佃煮」と「ツワブキ酒」を作ってみました。

ツワブキの佃煮

材料

ツワブキの茎 100g
120g
醤油 大さじ2
みりん 大さじ2
大さじ2

作り方

綺麗に洗ったツワブキの茎をお湯で茹で、綺麗な緑色になったらすぐに取り出し、冷水に浸けます。

スジを取ります。

※ツワブキの茎は10月のものを使ったので、茎がしっかりしていたためスジをとりましたが、春の若い柔らかい茎を使う場合、①、②の作業はしなくても良いです。

食べやすい大きさに切ります。

鍋に水をはり、塩適量(分量外)と③を入れ5分位茹でて、ザルにあげます。

鍋に水、醤油、みりん、酒、ツワブキを入れ、弱火にかけます。

煮汁がなくなるまでじっくり煮たら出来上がりです。(私は1時間くらいかかりました。)

ツワブキ酒の作り方

材料

ツワブキの花や蕾 適量
35度以上のホワイトリカー 適量

作り方

保存瓶をアルコール消毒や煮沸消毒ししっかり乾燥させます。

ツワブキの花や蕾を綺麗に洗い乾かします。

保存瓶に花や蕾を入れて、ホワイトリカーをひたひたになるまで注ぎ、冷暗所で3か月くらい保存します。

3か月経ったら濾して花を取り出し、別の保存瓶に移し替えます。

 

ウォッカなどの強いお酒でも作ることができます。

そのままだとアルコール度数が高いので、水などで割って飲むと良いと思います。

 

注意事項

ツワブキ(石蕗)に含まれるセンキルキンを多量にとると発がんの可能性を高めるため多食は避けましょう。

佃煮などで食べる場合はあく抜き(水で茹でる)をしてから調理すると良いでしょう。

キク科のアレルギーの方は利用を控えてください。

肌に合わない場合は使用を直ちにやめましょう。

妊娠中の方、小さな子供、持病がある方など心配事がある場合は利用を避けたり、良く調べてから取り入れるようにしてください。

ハーブ・薬草を使うときの注意点はこちら

参考引用文献:食べる野草図鑑 岡田恭子著、自然療法をひきだす「野草と野菜」のクスリ箱 東条百合子著

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。

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