【ハトムギ甘酒の作り方】効果効能 美肌・デトックス・免疫力アップに
ここでは米麹と甘酒を発酵させたハトムギ甘酒をご紹介しています。
目次
ハトムギ甘酒とは?
甘酒はご存じの通り「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高い発酵食品で、美容や健康を意識する人の間で多くの支持を得ています。
そこにハトムギを加えて発酵させることで、さらに多くの美容健康効果がプラスされたのが「ハトムギ甘酒」です。
ハトムギとは
ハトムギとは、南アジアを原産とするイネ科ジュズダマ属の植物で、種の殻を除いて乾燥したものはヨクイニンと呼ばれ、漢方として活用されています。
とても健康美容効果が高いため色々なものに利用されています。お茶や化粧水の成分でみかけた方も多いのではないでしょうか?
ハトムギは精米に比べて2倍以上ものたんぱく質を含み、そのほかにも脂質やカルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2などを豊富に含みます。
ハトムギの効果効能
デトックス効果 | ハトムギには、食物繊維が豊富に含まれていて、余分な水分や便の排出を促進し、毒素を排出するデトックス効果があります。
食物繊維が大腸まで届いて便の量を増やしたり、尿の排出を促進する効果があったり、むくみ、脚気、腎臓、膀胱結石 などの改善も期待できます。 |
美肌効果 | ハトムギは昔から美肌効果があるとされています。
ハトムギに含まれるコイクセラノイドには、肌の角質代謝を高める働きがあり滑らかな肌に導きます。 |
生活習慣病の予防・改善 | ハトムギには、脂肪の代謝を促進する成分の9-ヒドロキシ-オクタデカン酸が含まれており、肥満を抑制してくれます。
また細胞へのグルコースの取り込みを促進することにより、糖尿病を予防するはたらきもあるため生活習慣病予防の素材として注目されています。 |
健胃効果 | ハトムギには、胃の健康を保つ効果があります。
水分を補給すると一度胃に溜められますが、水分を補給しすぎると、胃の中に大量に溜まってしまいます。すると、過剰な水が胃に負担をかけて、胃液を薄めることで消化不良を引き起こしてしまいます。 |
アレルギー抑制効果 | ハトムギにはアレルギーを引き起こす物質、ヒスタミンを抑制するはたらきがあるため、花粉症予防に役立つと考えています。
また炎症物質TNF-αを抑制するはたらきもあるためアレルギー予防効果もあるといわれています。 |
「ハトムギ甘酒」の作り方
そんな「ハトムギ甘酒」の作り方はとっても簡単。
ヨーグルトメーカーで発酵させて作りますが、炊飯器でも作ることが出来ます。
材料
米麹 | 100g |
ハトムギ | 100g |
水 | 600ml |
作り方
①
ハトムギを洗い、一晩たっぷりの水につけておきます。
②
翌朝つけていた水を捨てて、鍋に新たに水600mlとハトムギを入れて、
ハトムギが柔らかくなるまで30分位茹でます。
③
茹で終わったら、60度以下になるまで冷ましておきます。
④
米麹を100g用意します。固まっている場合はパラパラにほぐします。
ボールに米麹と③を汁ごと入れて混ぜ合わせます。
滑らかにしたい場合はミキサーなどで攪拌します。
⑤
ヨーグルトメーカー専用の容器に④を入れて、60度で6時間発酵させたら出来上がりです。
炊飯器で作る場合
炊飯器で発酵させる場合は、炊飯器の内釜に④をいれて
保温モードで、蓋をせず上に濡れ布巾をかけて10-12時間放置すれば出来上がりです。
出来上がったら、冷蔵庫で保存してください。
普通の甘酒より甘さが控えめで、個人的にはとても飲みやすいです。
発酵すると分離しますので、甘酒と同じように振って飲みます。
最初はもったりして甘いですが、だんだんヨーグルトのような酸味が出てきます。
※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。