【大根の葉の漬物の作り方】大根の葉の効果効能 薬に頼らず健康に

ここでは「大根の葉」の効果効能や「大根の葉の漬物」の作り方(レシピ)をご紹介しています。

目次

捨てたらもったいない大根の葉

昔から日本人になじみ深い根菜である大根は、煮物にサラダに漬物にと大活躍ですが、

実は葉っぱも食べれることをご存じですか?

一説では根っこより葉っぱの方が栄養が沢山あるともいわれています。

大根の葉の栄養素

大根の根の部分は淡色野菜ですが、葉の部分は緑黄色野菜です。

大根の葉に含まれる栄養素は、βカロテン(ビタミンA)、ビタミンC、ビタミンE、葉酸、カリウム、カルシウム、鉄分、食物繊維などです。

特にβカロテンが多く含まれています。

大根の葉の効果効能

抗酸化・生活習慣病予防に

大根の葉には、根部には含まれていないβカロテン(ビタミンA)を豊富に含んでいます。緑黄色野菜の中でも含有量がトップクラスですし、同様にビタミンEやビタミンCも大根の根よりもたくさん含まれています。

β-カロテンや抗酸化作用を持つビタミン類は、酸化によって起こる様々な健康トラブルや老化を防いでくれます。

血液中の悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制することで、血管を健康に保って動脈硬化や高血圧の予防にも役立つと考えられています。

大根の葉にはナトリウムの排出を促すことで高血圧予防に役立つカリウム、傷ついた毛細血管の修復を助ける働きが期待されるビタミンKなども多く含まれています。

血行促進・貧血改善・冷え性改善

大根の葉には鉄分がたくさん含まれ、その量はほうれん草や小松菜などより多く含んでいると言われています。

鉄分だけでなく、造血にかかわる葉酸やビタミンCも多く含んでいるため、鉄欠乏性貧血の予防に役立つと考えられます。

加えて末梢血管を拡張させ血行を促進するビタミンEが豊富なほか、血液循環を促進するナイアシンなども含まれています。ビタミンE・ビタミンC・β-カロテン(ビタミンA)と酸化によってドロドロな血液になるのを防いでくれる抗酸化ビタミンも多いので血液の循環をサポートします。

また、貧血改善と合わせて血行不良・冷え性の改善にも役立ってくれると言われています。

免疫力アップ・風邪予防

大根の葉はβ-カロテン(ビタミンA)・ビタミンE・ビタミンCを豊富に含んでいます。それらそれぞれが抗酸化作用を持ち、合わせて摂取することで相乗効果を発揮するため免疫力の乱れを防いでくれると考えられます。

また、β-カロテン(ビタミンA)は呼吸器粘膜の強化によってウィルスの侵入を防ぐと考えられます。

ビタミンCも免疫機能への働きかけを持つといわれているため、風邪やインフルエンザに罹りにくい身体作りをサポートします。

美肌・アンチエイジング効果

大根の葉にはβ-カロテン(ビタミンA)・ビタミンE・ビタミンCなどビタミン類がたくさん含まれています。それらには抗酸化作用があるため、シミ・シワ・たるみなどの肌の老化を予防してくれると考えられます。

β-カロテン(ビタミンA)は肌のバリア機能向上や乾燥肌を予防し、ビタミンCは美白をサポート、ビタミンEは血行を促すことで肌代謝の向上やくすみ予防に役立つため、美容を気にする方にもピッタリな野菜です。

整腸作用・むくみ解消

大根の葉には食物繊維が豊富に含まれています。加えてビタミンCも豊富に含まれるため、乳酸菌などの善玉菌のエサとなることで腸内環境を整える働きがあるといわれています。

また、カリウムもたくさん含むためむくみ解消にも効果が期待できます。

【大根の葉の漬物】の作り方

材料

大根の葉3~4本分
大さじ3~4

※大根の葉1本分に対して塩大さじ1

作り方(レシピ)

大根の葉を綺麗に洗い、小さく切ります。

ボールに大根の葉と塩を入れ水分(汁)が出るまでよく揉みこみます。

ビニール袋に汁ごと②を入れてしっかり袋を縛り、3日間冷蔵庫で保存します。

3日経ったら、ボールに水と③を入れて水洗いします。ザルにあげて味見をして、好みの味になるまで繰り返します。(2,3回くらい)

好みの味になったら水分を絞り皿に盛ります。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

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