皮まで使用!【みかんの活用法と効果効能】酵素ビネガー・みかん味噌・掃除スプレー・ジャム

ここではみかんを皮まで使った「みかん活用法」と「効果効能」をご紹介しています。

目次

みかんとは

みかんは日本を代表する果物のひとつで、生のままで食べる他に全生産量の約2割は缶詰やジュースに加工されています。皮は乾燥して「陳皮」として正薬として利用され、手足の冷えや腰痛の改善や肩こり、疲れをとるなどによいとされて、入浴剤などとして利用されています。

みかんの効果効能

美肌・アンチエイジング効果

みかんには、ビタミンCが多く含まれているため美肌効果があります。ビタミンCはシミやそばかすのもととなるメラニン色素の原因を抑える働きがあります。

また、みかんに含まれるビタミンCやβークリプトキサンチンには、「活性酸素」から細胞を守る抗酸化作用があり、老化対策に役立ちます。

免疫力UP・疲労回復効果

豊富に含まれるビタミンCには、風邪をはじめとした病気への抵抗力を高める作用があります。ビタミンCは、体内に入ったウイルスや細菌と戦う「白血球」や「リンパ球」が多く含まれており、免疫を高めてくれます。

また、みかんにはクエン酸が含まれているため疲労回復効果があったり、エネルギーを効率よく作り出す効果が期待できます。

便秘対策

みかんには「ペクチン」という水溶性食物繊維がたくさん含まれています。

ペクチンは整腸作用があり、腸内環境を整える働きがあるため、便秘の改善に効果が期待できます。

血流促進効果

みかんには、血流促進作用がある「ヘスペリジン」が含まれています。

ヘスペリジンには、毛細血管を拡げたり、毛細血管の壁を強くする作用があります。血流が良くなることでむくみ対策や冷え対策に役立ちます。

丸ごとみかん活用法

みかんを食べたときに、皮をそのまま捨ててはいませんか?みかんは、実だけではなく皮にも栄養がたっぷりあります。

皮はお料理に活用しても良いですし、クエン酸が含まれているので掃除でも大活躍します。

そこでみかんを丸ごと使った活用法(レシピ)をご紹介します。

みかんの酵素ビネガー

用意するもの

みかん2,3個(正味200g)
氷砂糖200g
リンゴ酢200ml
保存瓶(煮沸消毒しておく)

作り方

① ミカンの皮をむき小さくちぎる。果肉は適当に切る。

② あらかじめ煮沸消毒しておいた保存瓶にみかん、氷砂糖、リンゴ酢を入れる。

③ 蓋は緩めて閉めて、冷暗所で1週間程保存する。氷砂糖が早く溶けるようにたまに混ぜる。

④ 1週間後、濾して固形物を取り出す。水や炭酸水で割って飲むと美味しい。

みかんジャム

用意するもの

みかん4個
砂糖120g
レモン汁小さじ1
保存瓶(煮沸消毒しておく)

 

※みかんは無農薬の物が望ましい。農薬が心配な場合は重曹などで洗うと良い。

作り方

① みかんの皮をむき、果肉と皮を分ける。(皮はみかん味噌やお掃除スプレーで使うため捨てない)

② 果肉をフードプロセッサーなどで小さくする。

③ 鍋に②と砂糖を入れ火にかける。少し煮たらレモン汁を加えてさらに煮る。アクが出たらアクを取る。

④ 30分ほど経ちとろみがついたら、熱いうちにあらかじめ煮沸消毒しておいた保存瓶に入れ、蓋をして冷めるまで逆さまにしておく。

みかん味噌

用意するもの

みかんの皮1、2個分
白味噌200g
みりん大さじ2
大さじ2
砂糖大さじ2
保存容器

 

※みかんは無農薬の物が望ましい。農薬が心配な場合は重曹などで洗うと良い。

作り方

① みかんの皮をみじん切りにする。

② 鍋に白味噌、みりん、酒、砂糖を入れて火にかける。調味料の量はお好みで調節する。

③ 味噌がふっくらしたら、みかんの皮を入れて混ぜ、少し煮る。

④ 熱いうちに清潔な保存容器に入れたら出来上がり。

ふろふき大根や焼きナス、白ネギ、白魚、鶏肉などにつけて食べると美味。

みかんのお掃除スプレー

用意するもの

みかんの皮適量
適量
スプレーボトル

作り方

① 鍋にみかんの皮と水を入れて15分ほど煮る。

② 粗熱がとれたら、濾して皮を取り出してスプレーボトルに入れる。シンクや床などのお掃除に使う。※色移りが心配な場所には使わないようにする。

※ここに掲載されている内容は専門書などを参考に取りまとめた情報です。植物の効果効能、心身の不調改善を保証するものではありません。あくまでも自己責任において使用をお願いいたします。使用に不安のある方は専門家や専門医に相談することをお勧めいたします。妊娠中、授乳中、小さな子ども、持病がある方、その他心配なことがある方は注意が必要です。多量の摂取するのはやめましょう。

ハーブ・薬草を使うときの注意点

Follow me!